今回はカオナシについて考察をしていきたいと思う。
カオナシは黒い影のような物体がお面をつけた…という、なんとも奇妙な存在だ!
今回はバトワンなりにその存在について掘り下げつつ、要点をまとめていきたい!!
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カオナシのキャラ&人物像考察、正体不明の謎の存在!
カオナシの外見は以下のような感じ。
ぼーっと立っている感じはなかなか可愛いんだけど、得体の知れない不気味さも同時にまとっている。
ちなみに宮﨑駿監督は、カオナシを「現代の若者」に見立てているとか見立てていないとか。
深い意味はわからないけど、意味深な暗喩が施されているような気がしてならない!
千と千尋の神隠しより引用 カオナシの外見はこんな感じ!
ちなみにカオナシは「あ…」とか「う…」みたいな単音を絞り出すくらいでしか声を発することが出来ないのだという。
また、他人を飲み込んで話す以外のコミュニケーション方法をも持たないのだそうだ。
そもそもカオナシ自体が“異界”においてどういう存在なのかもよくわからないままウヤムヤになってしまってるフシがあるんだけど、このあたりは掘り下げてみる価値がありそうだね!
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カオナシの暴走!
また、カオナシといえば以下のシーンがかなり印象的だったんじゃないかな?
なんとなくぼーっとしていて可愛い印象すらあったカオナシがまさかの暴走。
この時のカオナシには“タタリ神”ばりに戦慄を覚えたことを記憶している!
千と千尋の神隠しより引用 暴走したカオナシ・・・怖い!
もはや何がなんだか解らない、完全に異形のモンスター。
カオナシは千尋に拒絶され、ニガダンゴを食べさせられた怒りで暴走してしまったのだという。
前半にも述べたんだけど、これがもし都市伝説で語られるように本当に“現代の若者”を象徴しているとしたら…。
もしかしたらカオナシは間接に“感情の暴発の危険性”を警告してくれているのかもしれないね!
まぁ、ぶっちゃけこのあたりは考え過ぎだとは思うんだけど、どのような物語でも読み取り手の解釈が全て。
“つまらない物語があるのではなく、物語をつまらないと思う感性があるだけだ”と、どっかで聞いたことがある言葉に習い、何事からもメッセージを受け取る事が出来る感性を磨いていきたいものだ!
カオナシが象徴し、ジブリが伝えようとしているもの。
アニメーション映画という“わかりやすい切り口”を使って考えさせようとしてくれている何らかのメッセージ。
そういった作者の間接的な意図を読み取ることもまた、こういった芸術作品を見る時の醍醐味の一つといえるかもしれないね!
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バトワン世界の歩き方を追記!
バトル考察で盛り上がろう!