【君の名は】絶対見たほうが良い名作映画、感想&若干ネタバレ!

予告PVのラストでは“この夏、日本中が恋をする”とかなってたから恋愛中心かな?と思ってたんだけど、見に行って驚いた!

恋愛アニメーションといえばわかりやすいけど“恋”なんて言葉だけでは陳腐すぎて「君の名は。」の魅力を表現するには完全に不十分!

そう、ド肝を抜かれるほどの名作だったんだ、この作品は。

終始、側頭部がゾゾゾっとするくらいの興奮と、全身から吹き出す訳の分からないアドレナリン的な何か。

バトワンはバトル漫画の考察が中心だから本当は書くつもりが無かったんだけど、さすがに書かずにいられなかった!

今回はバトワンなりに「君の名は。」の感想を記しておく!

若干ネタバレあるから注意ね!

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絶対見たほうが良い名作映画、感想&若干ネタバレ!

以下、まずは「君の名は。」のPVから引用。

美しい空、1000年に1度の彗星が引き起こしたとされる、ひとつの物語がクローズアップされていく!

君の名は
君の名は。PV及びyoutubeより引用 映画館に見に行ってきたよ!

田舎に住む少女“三葉”と東京に住む少年“瀧”の単純なラブストーリーかとおもいきや、この作品を語るには以下の環境設定が深く絡んでくるんだ。

  • 肉体・意識の入れ替わり(PV内でもあるよね)
  • 意識のみのタイムリープ
  • 歴史の操作による過去改変

単なる恋愛アニメだと思って見に行ったら大間違いで、だいぶ頭を使う内容の濃いものだった!

ちなみに瀧の外見はこんな感じ!

瀧
君の名は。PV及びyoutubeより引用 主人公の一人、瀧の外見はこんな感じ!

瀧は東京に住む普通の男の子ではあるんだけど、おそらくは三葉と彗星の力が影響して“肉体・意識の入れ替わり”を体験したんだと思う。

彗星がこなかったらこの状況にならなかったと思うし、三葉がいなくてもこうはならなかった。

不定期に起こっていた“入れ替わり”がふいに終わったことをきっかけに、瀧は三葉を探しに向かう。

“三葉化”していた時の記憶を頼りに辿り着いたのは“糸守”という土地だった。

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三葉について

対して三葉は“糸守”という田舎で過ごしていた巫女の末裔。

彼女は紐を結んでいく“結び”という伝統を繋いでいく神社の娘として生まれたようだ。

田舎に嫌気が差し、都会に憧れた彼女の思いが彗星と呼応して、今回の“入れ替わり”が引き起こされたんだと思う。

三つ葉
君の名は。PV及びyoutubeより引用 もうひとりの主人公(ヒロイン)、三葉の外見!

ちなみに少しネタバレになっちゃうんだけど、三葉は瀧生活する世界の“3年前の糸守”に暮らしていた女の子。

“入れ替わり”が起こった際に、3年の時間がもつれてしまったようだ。

このあたりの原理は不明だけど、時間が少しズレ込んでいるのがこの物語のポイント。

三葉は入れ替わりによって“3年後の瀧”の中に、瀧は入れ替わりによって“3年前の三葉”の中に入っていたんだ。

そして、その中で2人は互いの存在を認識する!

彗星災害を越えろ!

瀧が調べると、糸守は3年前の災害で滅びた土地であることが判明してしまっていた。

つまり、瀧の世界ではすでに“三葉は死んでいる”ことになっていたんだ。

しかし、糸守をに辿り着き、再びの“入れ替わり”を成功させたることが出来た瀧は、ここから再び三葉に出会うため、今度は“過去の書き換え”に動くことになる!

彗星
君の名は。PV及びyoutubeより引用 彗星は美しくも強大な災害となった

3年前の三葉の体で、糸守の村人たちを避難区域に誘導しようとする瀧。

“入れ替わり”の効果が不思議なことは変わらないんだけど、これによって3年前に飛ぶことが出来たのは大きかった。

三葉の体を借りた瀧の活躍によって、未来の分岐は“彗星災害の回避”へと向かっていく…。

枝分かれする未来!

あらすじはこれくらいにしておくけど、この「君の名は。」という映画には、パラレルワールド解釈が登場するんだ。

本来は彗星によって滅びるはずだった糸守。

しかし、入れ替わりの効果が影響して、瀧には“糸守の災害から人々を守る選択肢”が生じた。

“恋”というカテゴリで分類するにはあまりにも深い、過去改変の物語だと思う!

糸守が守られたかどうかは劇場やDVDを楽しみにしてもらうとして、この物語は最後の最後まで手に汗握る展開だったことは断言しておきたい!

見よう!

悪いこと言わないから!

恋・思い・時間・空間・肉体・魂・運命。

色々なものが絡まりもつれ、世界はあるべき形に導かれていく!

バトワンは「君の名は。」は絶対DVD買うって決めたもんね!

“瀧が過去改変する運命を歩むならば、なぜ最初からその未来に繋がってなかったのか?”とか、その他の“バタフライ・エフェクト”の関係とか、少し気になるところはあるけど、それはそれで“この作品の深み”なんじゃないかな!

近年稀に見る名作だと、自信を持って断言する!

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