第二話のタイトル“ダンス・マカブル”とは“死の舞踏(しのぶとう)”という意味。
かなり上級の画力で描かれる歪のアマルガムは、今回もかなりの迫力だった!
好き嫌いが分かれる作品だとは思うけど、グロ描写に頼る作品にならなければこれから伸びそうな気がしてきたかも!
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第2話「ダンス・マカブル」確定ネタバレ感想&考察!
今回の第2話は、基本的に黒水によって六道の運命が語られた回。
前回の1話と同様で、起承転結の“起”に値する部分だろう!
“妖細胞”を移植された者がどのような運命を辿るのか?という点が綿密に語られた!
歪のアマルガム2話より引用 妖細胞を移植された者の末路とは?
バトワン的には最初から説明を入れすぎてしまうと“理解するのに力を使いすぎて、感情脳が揺さぶりにくくなる”ような気がするから、あまり最初の段階から説明が入ってくるのは好みじゃない。
でもまぁ最低限の説明は必要な世界観だから仕方ないよね!
黒水は“警察の零科(れいか)”に属する人物であり、これら妖細胞を司る組織“賽(さい)”を調査する人物なのだという!
また、今回は彼の口から“妖細胞の成り立ち”も語られることになった!
歪のアマルガム2話より引用 黒水が語った妖細胞の成り立ち!
とあるミイラから取り出された取り出されたその細胞は、移植することで他生物を変異させるのだという。
DNAを乗っ取り、対象を妖怪のように変えてしまう反面、有効活用すれば“生体兵器”にすることも可能なようだ。
現場に現れる女性姿の妖怪、ろくろ首!
そんなやり取りの中、黒水は変異の失敗体・ろくろ首と交戦することになる。
可愛らしい女性が被害に遭ってしまっただけあって、胸が痛いところだ!
歪のアマルガム2話より引用 現場に現れる女性姿の妖怪、ろくろ首!
女性や子供のようなか弱い存在がこのような実験材料にされてしまうのは胸が痛んでしまうところ。
バックグラウンド的に感情移入できるほど被害者の人生が描かれていなかったこともあって“噛ませ犬感”が強かったけど、これはこれで強力そうな怪物だった!
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黒水vs六道!
状況がよく飲み込めていない六道。
しかしなんとなく何が起こっているかはわかっていたみたいだ。
黒水は目の前の女性の“被害者”を始末しようとしているということ。
彼の性格は超クールだから何を考えているかは今のところよくわからないけど…無慈悲に任務遂行を目指しているように現時点では見える!
歪のアマルガム2話より引用 被害者を始末しようとする黒水!
このような敵と戦うのであれば刀ではなく、他に色々あるとは思う。
でもあえて刀を使用しているのには、何かしらの理由があるんだろうか?
銃とかだと今回の敵には通用しない…みたいな設定があるのかもしれないね!
同情が六道を突き動かした!
無慈悲に殺処分を遂行しようとする六道。
黒水が刀を振り下ろした瞬間、六道が止めに入った!
歪のアマルガム2話より引用 六道が止めに入った!
六道は被害者の女性の心に寄り添おうとし、黒水は心を殺し殺処分しようとする。
この場面は2人の武器がぶつかった場面でもありながら、意思と意思がぶつかった場面とも言えるかもね!
この衝突の直後、六道の行動に感銘を受けたろくろ首は、自らその生命活動を終わらせるのだった。
何が起こっている?
第1話の時点から“何が起こっている?”といった状況が続いてきる歪のアマルガム。
しかし、第2話の時点で黒水が色々説明してくれたおかげで、大体の土壌は見えてきた感じだよね!
バトワンとしてはもう少し含みを持たせ“読者に考えさせる”という感じにしても良かったような気もするけど、これはこれでわかりやすくて良いかも?って範囲には収まっていると思う!
以下のカット以降、六道による“元の体を取り戻す冒険”がスタートしそう。
ここから先は物語がどういう方向に流れていくかの、重要な分岐点だといえるだろう!
歪のアマルガム2話より引用 黒水が報告した“課長”と呼ばれる人物
説明部分に多くが割かれた第2話だったけど、どうやら黒水が所属している“警察”もまた少し胡散臭い感じもする。
また、今回その存在がボンヤリと示された“賽”の存在もまだまだ謎だらけだ!
次回の3話以降は更に詳細が明かされてくるだろうけど、歪のアマルガムが本当に面白いマンガかどうか判別するために、次回〜10話くらいまでの展開がとても重要になってきそうな気がしてならない!
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バトワン世界の歩き方を追記!
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