時が流れた今となっても色あせない柴田亜美先生の作品。
その骨子は“ギャグに重心を置いたバトル”なんじゃないだろうか!
久々に自由人HEROを読み返したから、思ったこと&感じたことなどを文字に起こしておくよ!
【スポンサーリンク】
ヒーローの強さと人物像考察、自由人パーパの養子でありながら天帝の生まれ変わり!
と、いうわけで、まずは自由人HEROの主人公である“ヒーロー”から考察していきたい!
彼は“自由人”という種族に属するパーパの息子(実は養子だった)として登場した!
外見的にはパプワくんにめっちゃ似ている感じだよね!
自由人HERO6巻より引用 ヒーローの外見表現はこんな感じだった!
本作は、なんとなく可愛い感じの彼が主人公。
前作の“南国少年パプワくん”の主人公、パプワがあまり喋らなかったのとは対象的に、ヒーローは結構会話するシーンが多い…って感じでキャラ分けされてるっぽい!
パーパ(シンタロー)からは目に入れても痛くないほどの溺愛される対象となっているのは、前作のシンタローとマジック総帥の関係を彷彿とさせるところだ!
序盤では頼りなかったけど潜在能力は抜群で、終盤に近づくにつれ“驚くべき変貌”を遂げることになる!
【スポンサーリンク】
実は天帝の生まれ変わりだった!
7歳になったのを期に祖父である人王の元で修行を始めたヒーロー。
後にガマ仙人の元で修行を開始し、彼はその“秘められた力”に開眼する!
潜在能力をフルに開放し“変身(チェンジ)”した姿が以下だ!
自由人HERO6巻より引用 チェンジしたヒーローの姿!日頃とはぜんぜん違う!
ヒーローは変身後の強さがかなり群を抜いている感じだよね!
第二部の最終盤では、他の英雄達を含むあらゆるキャラクターがヒーローの戦闘能力についていけないほどの実力を身につけるに至った。
また、度重なる戦によって精神的にも徐々に自立し、人としてもだんだん成長していく様子が見ていて面白いと思う!
思えば初期の頃から“自立しよう”といった姿勢はあったし、そういった先天的な性格もまたヒーローがここまで成長した一員として数えられるかもしれないね!
最終的にあまりに強くなりすぎてしまった印象はぬぐえないんだけど、それでも最後まで魅力的なキャラクターだったと思う!
あえて“自由人HERO”という作品に現代の視点から言及するならば、ギャグの要素が前作に比べて減ってしまったのが少し残念かも。
シリアス寄りになりすぎると、どうしても細部が気になってしまいやすくなってしまうというのはどのバトル漫画でも共通だと思うんだ。
とはいえ自由人HEROが連載されていたのはまさにドラゴンボールのような感じで、漫画界全体が“超パワー主義”に傾いていた時代。
時代背景を考慮すれば、ヒーローの物語にも納得できる部分が多いといえるんじゃないかな!
【スポンサーリンク】
バトワン世界の歩き方を追記!
バトル考察で盛り上がろう!