【銀牙・流れ星銀】霊魔（れいま）の強さと人物像考察、誇り高き狼の王の末裔！

誇り高き狼の王の末裔、霊魔。

今回は彼の強さと人物像について考察し、バトワンなりに理解を深めていきたいと思う！

八犬士編はけっこうハチャメチャ＆ファンタジーバトルになってきているフシがあるけど、これはこれで面白くて好きかな！

霊魔（れいま）の強さと人物像考察、誇り高き狼の王の末裔！

霊魔の外見は以下のような感じ。

犬と狼の抗争がメインのテーマとなっている八犬士編、ちゃんと描き分けが出来ている点に注目したい！

犬と狼って描き分けするのめっちゃ難しそうなのにね、すごいね！

銀牙・流れ星銀8巻より引用　霊魔の外見表現はこんな感じだった！

霊魔はお神族の王の末裔であり、富士の樹海に勢力を張る人物（狼？）だ。

彼に関しては八犬士の中でもかなりの実力を持つ風牙を簡単にねじ伏せるほどのパワーを持つ！

また、霞岳の閻魔大王・モスにすら押し勝ってしまうほどのフィジカルを持っているのも特徴のひとつ。

狼という生物は現代日本の感覚だとあんまり馴染みがないんだけど、まぁ相当にパワフルであることはまちがい無さそうだね！

最終的には銀たちと手を結んで帝国の黒狼軍団との闘いに身を投じていくこととなった！

さて、後半は少しテーマからそれてみたいと思うよ！

といっても同様に、八犬士編の話題を中心に掘り下げていきたい感じだ！

なんどか述べていることなんだけど、八犬士編の物語は完全にファンタジー寄りになっているのが大きな特徴だよね！

これまでのメインとなっていた“赤カブト編”のリアリティがあったからこそ、八犬士編は「あれ？」となってしまう読者も多かったと思う。

新章に赤カブト編のような納得できるリアリティを期待していた場合、八犬士編のポピュリズムに寄ってしまった雰囲気を残念に思ってしまった読者も多いんじゃないだろうか？

しかしともあれ、八犬士編には八犬士編の楽しみ方があるというもの！

前半の赤カブト編はシリアス＆リアリティ中心の物語として、共感したり感動したりするのが主体だった。

対して後半の八犬士編はファンタジーと割り切って、ギャグ＆ファンタスティクバトルだと解釈してみるのがちょうどいいか知れないね！

シリアスを求める読者にとってはアレかもしれないけど、ギャグだと割り切って八犬士編を再解釈すれば、その発想の柔軟性を再度鮮烈に感じることが出来るだろう！

犬だからこそ出来る描写、犬だからこそ凄い表現。

そういった素晴らしい演出の宝庫だといえる！！

人間と人間の“普通のバトル”に飽きてしまったなら、銀牙に最注目してみるのも良いかもしれないね！