銀さんと神威の戦いが白熱しているここ最近の銀魂。
前回のエピソードでは、銀さんの獅子奮迅の戦いの中に、神威が一瞬の怯えを感じるまでのところに至ったわけだけど、今回はどうなっていくのか!
毎回、銀魂は楽しみにしてるんだけど、今回の内容は特に良かった気がするぞ!
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第586話「底」ネタバレ感想&考察!
戦いの果てに何を求めるのか?といったところがいまいちモヤモヤとしていた神威。
復讐というか、自分の中のトラウマというか、そういった怨念のようなものに絡め取られている感じなんだろうね。
対して、銀さんは神威と闘いながらも神威のことを思いやる。
銀魂586話より引用 神威に“負けんな”とエールを送る銀さん。良いよねこういう場面!
神威が強さを求める理由は前回までの展開でよくわかった。
もはやそれ以外残っていない“空っぽの男”として、そこに立っているんだろう。
しかし、経験は違えど近い虚無に囚われたことのある銀さんは、そこから神威を救い出そうとしているような印象を受ける。
神威は幼い頃に、自分の弱さを憎んだんだ。
そして、その弱さを克服し、強くなることによって自分の存在価値を見出した。
対して銀さんは全く違うところにその価値を探していたわけだね。
銀魂586話より引用 銀さんは自分の弱さを知っているようだ!
考えれば考える程矛盾を孕んでいるような気もしてくるんだけど、銀さんは“弱さを認める強さ”を探し歩んできたような感じ。
神威は反面“弱さを認めない強さ”を求めてきたような感じ。
拳を交えることで理解し合えることも男同士ならあると思うんだけど、それだけじゃ語れない多くのものが、そこに存在しているような気がしてならない。
ハッピーエンドに収束するなら、神威が敗北を認める形に繋がるルートになるわけだけど、一生をかけて培ってきた信念を、そんなに簡単に折ることが出来るだろうか?
“信念を折る強さ”もあれば“信念を意地でも貫く”強さもあると思うんだ。
今回の神威と銀さんの戦いは、そんな“概念と概念の代理戦争”といった印象を受けるんだよね。
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神威の信念は破れない?
なんどぶつかってもぶつかっても越えていく。
そういう強さがあることを、星海坊主は思い出す。
しかし、2人の戦いはどんどん苛烈を極めていく…といった感じだよね。
銀さんのタフネスが尽きるのも時間の問題。
フラつく銀さんを庇うために神楽が飛び出してくれたんだけど、これが無かったら本当にヤバかったはずだよね。
銀魂586話より引用 フラつく銀さんを庇うために神楽が飛び出してくれた!
この場面になってようやく、神威が自分の限界・底を見出す流れが呼び込まれる。
神楽が飛び出したことが、大きく影響したのは間違い無さそうだね!
そりゃ神威はあれだけ母・江華に執着していたわけだし、どこか面影の残る神楽が前に飛び出してきたら一瞬思考が止まるのは仕方ないと思われる。
とはいえ、こっから先だよね、ようやく。
この時の迷いの隙を突いて、銀さんは神楽の後ろから神威に反撃を決めることが出来た。
神威は吹き飛ばされ、倒れるも執念と本能で立ち上がり不敵に笑う。
銀魂586話より引用 執念で立ち上がる神威!
執念…いや、本能の度合いのほうが濃いだろうか?
この時のこの顔が、いつかの誰かに似ているんだ。
そう、以前開眼した、暴走時の神楽。
あの時の神楽と同じような顔をしているような気がしてならない!
ただでさえ気迫や気力で超えられる次元を超えていたのに、さらにもう一段階超えてこられたことになるよね。
こうなったら暴走神楽でも登場しないかぎり抑え込めない気がするぞ!
いや、もしかしたらこれはあくまでミスリードで、実は気絶している…っていう可能性もあるのかな?
どちらにせよ感動のクライマックスまであと一歩!
次回の銀魂587話がむちゃくちゃ楽しみ!
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