稲光に救われる!
突如として鳴り響く雷鳴。
この稲光がなかったら、花はこのまま柳の思うようにされていたかもしれない。
まるで花を救うかのように、春の嵐が舟を揺らす…!!
【スポンサーリンク】
緊急事態勃発!!
トラブル・アクシデント…7seedsの物語に立て続けに起こる様々な苦難。
水上で嵐に遭遇するのは、陸に生きる人間にとって大いなる恐怖だ。
緊急事態の勃発に、それぞれが対応を迫られる!!
7SEEDS(セブンシーズ)2巻より引用 突然の嵐にさいなまれる!
突然の嵐の中で避難を余儀なくされた一行。
丁度よく目の前に“島”を発見し、そこに上陸することにした。
しかし、その島の光景に、一行は愕然とする…!!
7SEEDS(セブンシーズ)2巻より引用 島は…元の島だった…!
描写を見ている限り、一行はあの島から離れて、随分と時間が立ったように“体感”していたように見える。
しかし、周り巡って元の島に戻ってきてしまっていたんだね。
巨大なカマキリ達が存在するあの島に…。
しかも嵐のせいか上陸する場所が悪かったせいか、一行の目の前には無数のカマキリが立ちふさがっていたようだ。
この時の絶望感は、きっとかなりのものだったに違いない!!
【スポンサーリンク】
犠牲を支払え…!!
何もかもを救おうなどというのは虫が良すぎる。
しかし、この状況は正直言って“どう判断したらいいか解らない”くらいの切迫した局面だといえるだろう!
眠り続ける少女を虫達の中に放り投げることで全体を助ける囮にしようと提案する嵐。
しかしこの判断にはやはり花が反発した。
これはバトワン的には花寄りの感覚が近いかな。
しかし、その結果おこったもみ合いの中で、花は柳を虫の群れの中に突き落としてしまう…!!
7SEEDS(セブンシーズ)2巻より引用 柳を突き落としてしまう花!
突き落とされていく柳。
揉み合いの中で起こったアクシデントとはいえ、柳は花と共にあったことで踏んだり蹴ったりだったね。
もし彼が他のチームのガイドだったとしたらきっと優秀だっただろうに…。
突き落とされていく最中、彼は何を思っていただろうか。
7SEEDS(セブンシーズ)2巻より引用 虫の餌食となる柳…!!
上記は虫の餌食になってしまう柳。
虫たちとしても“ただ生きているだけ”であり、柳も“自然淘汰”の餌食になっただけ。
しかし、それを踏まえてもなかなかに残酷かつ衝撃的な描写ではないだろうか!
罪の意識に駆られる花を慰める藤子やちさのフォローがなかったら、花は硬直して動けなくなっていただろう。
【スポンサーリンク】
柳はどうなったのか?
ここで少しだけ一段落する。
“星座の位置”を見て、今が“春”であることを理解する面々。
ここで彼らは“ある違和感”に到達する
彼らがこの島に到着する直前は“秋”だったんだ。
そう、面々にとっては突然「半年間が消えた」ということになる!
で、そんなこんなで“時間の違和感”に気付いた面々なわけなんだけど…。
状況を整理する面々だったわけだけど、そのなかに再び“まさかの事態”が起こることになる!
7SEEDS(セブンシーズ)2巻より引用 柳が…あの状況から生還?
このタイミングでなんと虫の中に放り込まれた柳がまさかの生還!
いや、あの状況で助かっているはずがない。
普通の作家なら“生き返り”って線もあるけど、田村先生に関してはそれはないはずだ。
さらに今回の“早春の章・第3話”で死んだはずの人物が、同じ“早春の章・第3話”で生き返るというようなミスを犯すはずはないんだ。
これには確実に“カラクリ”があるに違いない!!
次回のエピソードでは、この不自然な事象に対する真相が明らかにされることになる…!!
毎回のことだけど田村先生の、次回のエピソードに対して“強烈な謎を残すテクニック”は、ちょっと壮絶なものがあるね!
次回はついに3巻の考察がスタートするよ!お楽しみに!!
【スポンサーリンク】
バトワン世界の歩き方を追記!
バトル考察で盛り上がろう!