少年たちと大人党との戦いを描く物語、U19。
わりと面白いスタートを切った感じだったんだけど、バトワン的には前回の6話で「!?」ってなってしまった!
しかしともあれ、まだまだ全然面白い範疇に入っているとは思うし、シナリオがどう展開していくのか楽しみにしたいものだ!
今回は7話について考察し、バトワンなりに理解を深めていければと思う!
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第7話「追放」確定ネタバレ感想&考察!
前回の6話では、わりかし強引に“糸のリビドー”を乱発し、教師・谷をぶん殴るところでシナリオが終わった。
主人公がパンチで一閃するのはお約束…って感じだとは思うけど、あのタイミングで(本来は隠すべきはずの)能力まで用いてしまうのには少し疑問が残ったかも!
しかし今回の7話では、なんと「能力を隠せ」と指示していた“七海”までもが態度を翻すことになった!
U19・第7話より引用 七海的にも谷を殴ったアレは爽快だったらしい!!
インターネットを検閲したり、危険分子は徹底的に排除しにかかったりしてるっぽい感じの大人党。
これに対抗していくならば、当初に七海が言っていた通り「切り札は隠す」のが定石。
にも関わらず、このリアクションってことはアレだ…。
「大人党を倒すために頭を使って立ち回ること」よりも、むしろ「嫌なやつを殴ってスカっとすること」のほうが大切…ってことなんだろうか。
これなら確かに“子供の権利”を主張できてるかもしれない。
でも、やってることは「他者の属する集団の権利を貶め、自分の属する集団の権利を極大化する」ってことになってこないだろうか…。
これは本質的には“やってることは大人党と同じ”って感じにも見えてしまうところ!
しかもそこから先は周囲の心理誘導を行って、谷の権威を意図的に失墜させようとする始末…。
U19・第7話より引用 心理誘導を行って、谷の権威を意図的に失墜させようとする紅童!
嘘はついていないかもしれないけど、これは明らかな誘導…といった感じ。
ここには少し「主人公としてどうなんだ?」という疑問が残ってしまった!
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ざまあみろ!的な感じで盛り上がる面々!
また、谷を追い出した直後の鈴木・紅童・七海(七海は以下のカットには描かれてないけど)のリアクションは以下のような感じ。
これは正直、見ていて気分がいい感じではない…!!
他人を陥れ、それを喜ぶ主人公とその親友…この場面だけを切り取って見せられたら、敵役だと解釈されてしまいかねない場面だといえるだろう!
U19・第7話より引用 ざまあみろ!的な感じで盛り上がる面々!
まぁ、谷先生に関してはさんざん痛い目に合わされてきたし、こういう感じになりたい気持ちもわからないでもない。
しかし、この一連の行動は、バトワン的にはあんま好きなタイプじゃなかったかな…。
少なくとも「友達にはなれ無さそうなタイプ」って感じ…。
リビドー名、命名!
そんなこんなで微妙な心境になりながら読んでた第七話だけど、今回のラストでは“リビドー名”も命名されることに!
針と糸だから“紅い糸(レッドスレッド)”って名前なんだってさ!
U19・第7話より引用 リビドー名、命名!
何はともあれ、主人公の能力とか性格・人物像はだんだん見えてきた感じ。
前回の「谷先生を追い出す」というミッションも無事にクリアしたし、これからどんな感じになってくるのかな?
大人党との戦いがスタート!って感じだけど、正面切っての殴り合いになるかどうか…って考えると、また微妙なところがあると思うし…。
とにかく次回の8話の展開がどうなるか、まずは注視してみたいところだ!
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バトワン世界の歩き方を追記!
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