【Whim】ネタバレ感想&考察、ただならぬ威圧感と迫力を纏う作品!

何なんだ今週の読み切りは!

前回考察したゴーレムハーツにしてもそうだし、こっちのWhim(ウィム)にしてもそうだし、クソ面白いじゃないか!

ゴーレムハーツはどっちかというとワンピース系の作品だけど、こっちのWhimはどことなくハンターハンターの“冨樫先生”のような風を感じてしまうのはバトワンだけだろうか!

バトルじゃないしジャンルぜんぜん違うけど…うん、なんかそういう感じする!

【スポンサーリンク】

ネタバレ感想&考察、ただならぬ威圧感と迫力を纏う作品!

んで、なんでそんな風に感じたのか?と何度も読み返しながら考えていたんだ。

で、その正体を最も的確に表現する単語がようやく見つかった!

そうだ、Whimにはある種の“威圧感”があるんだ!


Whimより引用 威圧感溢れる圧倒的な描写力!

絵はお世辞にも美麗とはいえない。

でも、読者を圧倒するパワーがあるんだよね、この絵には…。

上記では“威圧感”って表現したけど、言い換えるなら“真に迫る生々しい気迫”を纏っている…と表現しても良いのかも。

創作物語だから当然現実ではないんだけど、とにかくリアルで“説得力がある画風”だよね!


Whimより引用 かなり説得力にあふれる描写!

ここ最近の作品は特に“描写はキレイだけどリアルさに欠ける”みたいな作品がちょいちょいあったと思う。

もちろんそれはそれで読みやすいから良いんだけど、Whimに関しては、その逆を行っている印象を受けてしまうところだ!

登場するヒロイン(?)が、そこまで可愛くないのもまた“リアリズム”って解釈をしたくなってしまうかも!

創作物語なのに、その世界観に強引に引きずり込む圧倒的腕力。

そんなエネルギーを感じてしまった!

【スポンサーリンク】

炸裂するWhimワールド!

で、この読み切りには「多くの人が心を奪われただろうなぁ〜」と感じさせる描写がある。

それが以下のカットだ!

隕石を“神様の力”で消滅させる主人公!


Whimより引用 隕石を消滅させる主人公!

隕石が空中で消滅していることが明確にわかる描写…であると同時に、驚くほど美しい“表現”の方法!

イラストが美麗なんじゃなくて、表現が美麗。

このカットはいい意味で、作者の“ぶっ飛んだ脳内”を印象づけるのに充分な役割を果たしたんじゃないだろうか!

こんな表現、見たことないよ!凄い!!

ラストはコミカルに終わる感じもGOOD!

で、ラストはコミカルに終わる感じも好印象だった。

別にギャグってほどでもないんだど、なんとなくホンワカほのぼのコミカルにシメられることによって、こういう作品は後味が良くなるよね!


Whimより引用 ラスト、コミカルに終わった感じも良い!

あくまでこのシメ方は本筋で“最も魅せたかった場所”とは違う部分だと思う。

でも、強烈過ぎる“美しい隕石破壊”で圧倒された余韻を味わうのに充分な効果が合ったはずだ!

Whimが連載に向いている作品かどうか…ってのはちょっと判断がつかないけど、作者の“黒木渉”という名は、脳裏に刻みつけておこうと思った。

今後、何らかの形で必ず、面白い作品を届けてくれる人だと思うしね!!

バトル描いて欲しい、バトル!!

【スポンサーリンク】