尾田栄一郎先生から「2016年はサンジの年になる」というコメントが発せられたことによて、サンジ界隈が活発に盛り上がっています。
そして、サンジは戦争屋「ジェルマ66」のヴィンスモーク家の三男であることも判明しましたね!
そこで今回はこれまでの情報を元に、「サンジ」という人物像を再度検証していこうと思います。
ワンピース42巻より引用 サンジは「女を蹴らない」と心に強く誓っている
サンジといえばやはり「女性を大切にする」という性格が特徴ですね。
もちろん女好きではあると思うんですけど、上記カットのように「死んでも蹴らない」とまで心に刻みつけるのはなかなかのものだと思います。
これにもやっぱり理由があるのでしょうか。気になりますね!
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サンジの母親×女を蹴らない理由、オールブルーに執着する理由について!
今回のサンジのテーマは「政略結婚」ではないか?と思われます。
それはビッグマムとヴィンスモーク父が、サンジとプリンの結婚を勝手に取り決めたことからも明らかだと思うんですよ。
ビッグマムのほうは海賊なのでアレですけど、このような流れになるということはヴィンスモーク父も「政略結婚」をした過去があるんじゃないかな?と思うんです。
ヴィンスモーク家はジェルマ66のトップということですが「今の権力を手にするまでに政略結婚を繰り返したのではないか?」と考えるのはごく自然だと思うんです。
サンジの父親が政略結婚をしたのであれば、サンジの母親もおのずと政略結婚をしたことになります。
すなわち、サンジの「死んでも女は蹴らない」という言葉や「オールブルーを探す」という夢は、母親に起因しているんじゃないか?と推測することも出来るんです。
サンジの母親はまだ明らかにされていませんけど、もしかしたらサンジの母親はヴィンスモーク父に「DVのような虐待をうけていた」という背景があるのかもしれません。
「父親のようになりたくない」といった思いから、サンジの今の騎士道は生まれたのかも。
そして、サンジは母親に連れられてノースブルーから脱出し、イーストブルーに流れ着いた。
しかし、その途中で母親は命を落としてしまう…。
そういった背景があるのかもしれませんよね。
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オールブルーに執着する理由は?
また、サンジのオールブルーに対する信念も相当なものなんですよ。
というか麦わらの一味は全員とても境遇が似てるんです。
どこが似ているかというと以下。
全員「大切なものを失っている」んですよ。
名前 | 失ったもの |
---|---|
ルフィ | 幼いころにサボ、頂上戦争でエースを失った |
ゾロ | 幼いころに親友くいなを失った |
サンジ | ??? |
ウソップ | 幼いころに母親を失っている |
ナミ | 幼いころに母親代わりのベルメールさんを失っている |
チョッパー | 幼いころにDrヒルルクを失っている |
ロビン | 幼いころに母親、ニコ・オルビアを失っている |
フランキー | 幼いころにトムさんを失っている |
ブルック | 幼いころは不明だが、ルンバー海賊団を失っている |
ね、こうやって見てみるとわかる通り、幼いころに大切な人を失っているんですよ、全員。
ブルックとサンジだけ幼いころ失ったものが明らかにされていないんです。
そしてさらに面白いのは、「幼いころに失ったものが、今の夢に繋がっている」んですよ。
すべて、その法則で繋がっている。
つまり、サンジも幼いころに何かを失っていると考えるのが自然だと思うんです。
そしてそれが「今の夢」に繋がっていると考えられます。
だとすれば、これまでの流れから推測できる最もナチュラルなのは母親の存在ですよね。
ワンピース7巻より引用 サンジは幼少のころ既に異常なまでにオールブルーに執着していた
これはサンジが10才の頃、ゼフの海賊船に襲撃された時のカットです。
上記のカットを見ても分かる通り、10歳の時点で既にオールブルーに対してかなりの執着心を持っていることがわかりますね。
これらの事を考えると、こんなバックグラウンドも考えられるんじゃないかな?と思うんです。
麦わらの一味は全員「幼いころに大切なものを失った」という点でひとつなぎになっています。
サンジにとって失ったものは「母親」であり、母親の話してくれた「オールブルー」という夢なのかもしれません。
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