【ワンピース】ネコマムシの旦那とジンベエに繋がりはあるのか?「侠」に隠された共通点!

サンジの失踪の理由も徐々に解明されてきた「ゾウ編」。

814話〜815話の鍵を握るのがネコマムシの旦那であると考えられます。

彼の戦闘能力はあのジャックを薙ぎ倒すほどのものを持っているので、新世界の海賊と比較しても遜色ない強さを持っているといえるでしょう!

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ネコマムシの旦那とジンベエに繋がりはあるのか?「侠」に隠された共通点!

今回は「侠客・任侠」といった視点で、共通点を追ってみましょう。

侠客・任侠といった意味で共通点がありますよね、この二人。

今回のエピソードにおける重要人物にジンベエが食い込んでくる可能性もゼロではありません。

ジンベエはエースを失って絶望の淵に立っていたルフィに前を向かせた立役者ですね。

60ジンベエ
ワンピース60巻より引用 海侠のジンベエがルフィを説教したシーン

上記のやりとりはかなり強烈なもので、ジンベエの存在がいかにルフィにとって大きいか?といったところが描かれています。

「どんな壁も超えられると思うておった”自身”!!

疑うこともなかった己の”強さ”!!

それらを無情に打ち砕くても足も出ぬ敵の数々…!!!

この海での道標でじゃった”兄”!!

無くしたものは多かろう!!

世界という巨大な壁を前に次々と目の前を覆われておる!!!

それでは一向に前は見えん!!

航海と自責の念に飲み込まれておる!!

今はつらかろうがルフィ…!!それらを押し殺せ!!!

失ったものばかり考えるな!!!

無いものは無い!!!

確認せい!!お前にまだ残っておるものは何じゃ!!!」
ワンピース69巻より引用

これはルフィに対してジンベエが行った「説教」です。

この説教によってルフィは正気を取り戻し、前を向いて歩くことを決断します。

アラバスタでは「人は死ぬぞ」と言い放っていたルフィですけど、頭でわかっていても心が追いついていなかったんですね。

ワンピース18
ワンピース18巻より引用 人は死ぬぞと言い放つルフィ!

あの時はルフィも「誰にも敗けない、何もかも守り通してみせる!」と思い込んでいたので、このセリフが言えたんでしょうね。

しかし、頂上戦争でその自信は打ち砕かれた。

その“壊れた自信”の前に打ちひしがれたルフィの心を救ったのが、他ならぬジンベエだったわけです。

まさに自分がルフィの父親であるかのように、道を示す役割を果たしたことになりますね!

このエピソードから、ジンベエの人格がいかに優れているかがわかります。

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ネコマムシの旦那とジンベエ

よくよく共通点を探してみると、ジンベエもまた「甚平」のような服装をしていますし、ネコマムシの旦那も微妙に和装っぽい感じ。

また「海侠のジンベエ」という名前に対し、ネコマムシの旦那は「侠客団(ガーディアンズ)」という組織を立ち上げています。

ここにジンベエとネコマムシの旦那の間にあった何らかのエピソードがうっすらと垣間見えますね!

また、ネコマムシの旦那は若いころ、航海に出ていたという経歴を持っています。

新世界の航海の途中、立ち寄ったワノ国でジンベエと意気投合した可能性も充分にあるかもしれません。

上記の通りジンベエは“相手の気持ちも考えながら、正しい方向へ人々を導く達人”です。

振り返ればあのアーロンでさえも正しい方向へ導こうとしていましたからね。


ワンピース63巻より引用 アーロンを導こうとするジンベエ

上記カットからも「誰にでも情が厚い」ジンベエの性格が確認できるような気がします。

残念ながらアーロンの心に届くことはありませんでしたけど、ジンベエとネコマムシの旦那の間にこのようなエピソードがあったとしても何ら不思議はありません。

フィッシャー・タイガーとネコマムシの旦那

ジンベエとネコマムシの旦那の間にはもしかしたら「友情物語」のようなものがあるのかもしれません。

過去にでジンベエと出会ったことがあるとするならば、ネコマムシの旦那はそれと同時にフィッシャー・タイガーと出会っていた可能性もあるでしょう。

フィッシャー・タイガーは過去のトラウマから、人間を憎みながらも「魚人と人間の民族融和」を願っていた偉人。

もしかしたらネコマムシの旦那はこの志に共感したのかもしれません。

ミンク族もまた、人間の奴隷として扱われたりしているようですからね。

ネコマムシ「魚人族と人間族の和解…わしらミンク族にも出来るじゃろうか…?」

ジンベエ「わからん!!じゃが、望まねば絶対に叶わんことじゃ!!!ワシは信じる!!!」

みたいなやり取りがあったのかも…なんて考えると、胸が厚くなりますね!

フィッシャー・タイガーの志を交えて考えていくと、ネコマムシの旦那とジンベエに関係があるとすれば、そのバックグラウンドはかなり“根が深い”んじゃないかなー、と感じる部分が大きいかもしれません。

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