モノは言い様…とはよく言うけど、この発想はなかった。
彼が最初に登場した時は“お蘭さんのパートナー”くらいの解釈だったけど、中盤以降になるにつれ、彼の実力というか存在感がどんどん輝き出す!
今回はそんな“稲架秋ヲ(はざあきを)”の人物像について考察してみよう!
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稲架秋ヲ(はざあきを)の人物像考察、社会経験豊富な実力者!
秋ヲの視点はとんでもなく鋭い。
年齢的に他のメンバーよりも年上っぽいからっていうのもあるかもしれないけど、その達観した感じは群を抜いているといえると思う!
未来へ行くために“徹底的な訓練を受けたエリート集団”である夏のAチームを“温室育ち”だと切り捨てたあの一言の切れ味は、まるで日本刀のようだった!
7SEEDS(セブンシーズ)14巻より引用 “徹底的な訓練を受けたエリート集団”を“温室育ち”と切り捨てる秋ヲ!
そうだ、確かにそうなんだ。
外の世界でずっと揉まれて、様々な理不尽の中でもがき苦しんできた一般人には、一般人なりの強さがある。
安居や涼たちは確かにエリート中のエリートではあるものの、言い方を変えれば“外の世界を知らない箱入り息子・箱入り娘”なわけだよね。
物事の一側面しか見えずに“オレたちがトップで当然”みたいな顔をしていた安居の表情が青ざめているのが“この言葉がいかに核心を突いていたか?”というところを表してる!
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百舌を相手にしても切れ味は一切衰えず!
また、秋ヲの状況分析能力とその言語化能力は、百舌を相手にしても衰えない!
「ここにいるメンバーの中であんただけが 過去に生きてるんだな」と評した以下のカットは、秋ヲの見せ場の一つだといえるだろう。
この言葉も短い言葉ながら百舌の感覚を的確に表しており、当人としては心臓を一突きされたような感覚に陥ったに違いない!
7SEEDS(セブンシーズ)31巻より引用 百舌を相手にしても切れ味は一切衰えない!
安居を相手にしても百舌を相手にしても一切衰えない秀逸な分析能力と言語化能力、その切れ味。
これは一般社会で揉まれてきた秋ヲの最大の強みだといえるかもしれないね!
高い知性を有している秋ヲのようなタイプのほうが、高い技術を有している安居達のようなエリートよりもしぶとく、強い。
もしかしたらそういった意味では、秋のチームと夏のAチームは“質の違うエリート”として対比されて描かれているのかもしれないね!
確かにどちらにも優秀な面はあって一長一短だけど、安居や涼のような考え方は“1人で生きていくための強さ”のような印象を受ける。
しかし人間は“群れを作って生きていく生き物”なんだ。
そういった場合は、やはり秋ヲやお蘭さんのような優秀なリーダーを据えていくのがベストの選択肢なのかもしれないね!
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バトワン世界の歩き方を追記!
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