春のチームの一員であり、序盤は少しチャラい印象があった雪間ハル。
今回は彼について考察し、バトワンなりの見解を述べていきたい!
序盤の立ち上がりは遅かったけど、中盤以降から急激に成長したメンバーのひとりだ!
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雪間ハルの人物像考察、絶対音感と音で視るエコーロケーションの能力!
音楽家一家の出身である雪間ハル。
彼はピアノに熟達しており、絶対音感を持っている人物だ!
絶対音感に関しては“崩壊後の未来”でどうやって役に立つの?と思っていたけど、見事に進化してみせたね!
後半に述べていくけど、その進化・開眼ぶりは、かなり目を見張るものがあったと思う!
7SEEDS2巻より引用 雪間ハルの外見はこんな感じ!
ハルは未来に送り込まれたことによって自暴自棄になっていたけど、未来で出会った花に惹かれて少しづつ前を向き始める。
ピアノは簡単には手に入らないけど、いろいろな場所で“音を奏でる”ということに希望を見出すようになってきたみたいだ。
後に夏のAチームの小瑠璃(こるり)と恋人関係になったこともあり、以降はさらに急激に成長した印象を受ける!
音楽の道を閉ざされたことで自暴自棄になっていた…と伝えたけど、上記カットの通り彼は当初は“音楽の道”にある種の絶望もかかえていたみたいだ。
希望と絶望の両方を抱いて音楽と向き合う。
それが雪間ハルという人物であり、彼にとっての音楽家としてのひとつの答えなのかもしれない。
ちなみに彼は「じゃあなんで戦時下でピアノを弾くのさ。絵を描きながら飢え死にするのさ。内戦のさなか歌を歌うのさ。ボールを蹴るのさ。人として生きていくためじゃないか。」という名言を残している。
人の心は脆く弱いもの。
演奏者が楽しかろうが苦しかろうが、音楽に癒やしや希望を求めるのが人間であり、それを全うするのが音楽家。
そういった基礎概念がガッチリ固まっているのが彼の精神性なのかもしれないね。
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音で視る能力に開眼、エコーロケーションの覚醒。
絶対音感と驚異的な聴覚を持つハル。
彼は未来でのサバイバル経験の中で、俗に言う“エコーロケーション”を身につける!
実はこれはリアルでもあったりするんだけど、コウモリとかが音の“反響”を使ってモノの位置を察知する能力と同様のものだ。
これは訓練すれば人間でも出来るらしいんだけど(実際に盲目の人がやってたりする)、これを土壇場でやってのけたハルの聴覚センスは凄まじい!!
7SEEDS26巻より引用 音でモノの位置を知るハル!!
上記のカットを見る限り、ハルのエコーロケーションは自分で出した音の反響を利用するだけじゃないっぽい。
森羅万象あらゆるものの音を聞き、その強弱や音色によって位置を知る。
これはいくらサバイバルに熟達している花や、専門的訓練を受けてきた夏のAチームにも簡単には真似出来ないことだろう!
絶対音感を持ち、類まれなる聴覚を持つハルだからこそやってのけることが出来た、常人離れした能力なんじゃないかな!
シックスセンスとはまた違う感じだけど、すでに存在する五感の先に存在する超感覚。
ハルが開眼したエコーロケーションはそういった部類にカウント出来ると思うし、これからのサバイバル生活の中でも何かと役に立ってくるに違いない!
今後のハルの活躍を願うとともに、小瑠璃との毎日が幸せなものになることを祈る!!
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