二刀流剣術である“神宮流剣技”を駆使して戦う侍、洵(じゅん)。
洵に関してはその光速の剣技がカッコよすぎて、バトワンも愛用していた記憶があるぞ!
洵「無限の剣閃、貴様に見えるか?!神宮流剣技!千光刃!!」
このセリフからスタートする超高速の斬撃。
思い出すだけでちょっと胸が暑くなってしまう!
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洵(じゅん)の強さと人物像考察、鬼に憑かれた非業の剣士!
サムライとしてもかなり優秀な洵だけど、死に至るまでのエピソードも感動的。
本当にヴァルキリープロファイル1のエピソードはよく練りこまれている!
ヴァルキリープロファイルコンプリートガイドより引用 洵(じゅん)の外見表現はこんな感じだった!
上記のカットでは口元が隠れちゃってるけど、それでもイケメンなのがよくわかる洵。
ヴァルキリープロファイル1の仲間キャラの中では、ルシオ、ロウファの次にイケメンなんじゃないかな?
まぁこのあたり好みは分かれるところだと思うけどね!
盲目になってしまった双子の妹・阿衣の目を治すために旅を続けている洵。
彼は万病に利くとされる“魂玉石”を探すために、鬼の住まう洞窟“魔鏡窟”へ辿りつく。
全ては妹の目を治したい一心での行動ではあるんだけど、ある意味これが悲劇を生む要因となってしまったんだよね。
洵は磨きに磨いた剣技を振るって、鬼と対峙することになる。
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鬼に諭される真実
“鬼”と聞くと、ただそれだけで“悪の化身”みたいな印象を抱く人も多いだろう。
でも、洵の対峙した鬼は違ったんだよね。
洵と対峙した鬼は問う。
「自分が死んで妹が生き永らえるのと、妹が死ぬまでお前がそばにいてやるのでは、どちらが妹にとって幸せなのだ?」
当然だけど、この時点で鬼は洵に対して何も悪いことをしていないし、洞窟で静かに存在していただけ。
そこに突然やってきた洵が“魂玉石”を奪おうと切りかかっていったわけなんだよね。
洵には洵の事情があるにせよ、鬼の言っていることが正論だったのは否めなかった。
そして、洵のしていることこそが“鬼の所業”だったんだ。
欲に飲み込まれた洵はそのまま、自らが鬼へと変貌してしまう。
欲に飲み込まれた洵の末路
鬼から“魂玉石”を奪おうとした洵自身が鬼になってしまうという末路。
まるで“ミイラ取りがミイラになってしまう”という諺を地で行っているような感じだよね。
でも、物語はそんな単純なものじゃなかったんだ。
鬼と化した洵の元に現れたヴァルキリーから真実を告げられる洵。
阿衣の目から光を奪っていたのは、双子の兄である洵自身の、妹に対する盲目的な想いだった。
魂を共有し互いに影響しあう存在である“双子”だからこそ、このような思いが生じたのだという。
そして、魔鏡窟とは“己の心”を映し出す魔窟なんだそうだ。
つまり、魔鏡窟で洵が対峙した“鬼”とは、自分自身だったわけだね。深い!
全てを悟った洵は、自分の命を捧げ、エインフェリアとして世を去る決断をする。
引き換えに妹・阿衣の目は見えるようになったものの、阿衣は“目が見えなくても洵がそばにいくれること”と願っていたため、結果的に2人の想いはすれ違う事になってしまったんだ。
魂を共有する存在である“双子”であるにも関わらず、最後の最後ではすれ違ってしまった洵と阿衣。
このエピソードはもはや小説にしても感動できるレベルで練りこまれていると思う!
ヴァルキリープロファイル1を持っている人は、こういった点を踏まえながら、是非もう一度洵のエピソードをプレイしてみてほしい!
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バトワン世界の歩き方を追記!
バトル考察で盛り上がろう!