ヴァルキリープロファイルには倭国の物語が結構出てくるよね。
夢瑠の物語も感動的だったけど、蘇芳と詩帆の物語もなかなか感動的だったりする。
詩帆の影響によって、蘇芳の中に生じた疑問とはどのようなものだったんだろうか。
今回はバトワンなりに、蘇芳の痛みを紐解いていく!
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蘇芳の強さと人物像考察、戦闘集団「百鬼衆」の一員!
蘇芳はその仮面の外見に似合わず、かなり優しい心の持ち主であり、人間的な性格をしているといえそう。
戦争のさなかにあった蘇芳は、百鬼衆の一員としてその腕を振るっていた。
ヴァルキリープロファイルコンプリートガイドより引用 蘇芳の外見表現はこんな感じだった!
信じていたものがあったんだ。
蘇芳がこれまで忠義を尽くしてきた百鬼衆。
でも、この忠義にヒビが入る事件が起こってしまう。
ある日、敵である詩帆の所属する集団…無敵を誇っていた狂戦士部隊を打ち破ることに成功した百鬼衆。
恐怖の狂戦士たちを生み出していたのは他ならない歌姫、詩帆だった。
彼女を発見して保護する蘇芳。
しかし、保護していた詩帆を、百鬼衆の隊長に斬り捨てられてしまう。
この出来事が、蘇芳の脳裏に百鬼衆の正しさについて、疑問を抱かせることになってしまった。
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戦とは、双方が“自分が正しい”と思っている
戦争とは、仕掛ける側も反撃する側も、お互いが「自分が正しい」と思い込んでいるもの。
誰しもが自分の“正しさ”を信じて疑わないからこそ、引くに引けない状況になってしまい、戦いが起こってしまうんだ。
これは現実の世界でも同じように起こることだと思うし、蘇芳と詩帆に関してもきっと同様だったんだろう。
そして蘇芳は気付いてしまったんだろうね。
自分がこれまで切り捨ててきた者たちも、自分たちと全く同じ人間であることに。
彼らもまた“自分こそが正しい”と思い込まされており、相手を倒さないと国も家族も守れないと信じ込んでいる。
でも、違うんだ。
彼らはそう思い込まされているだけで、国に帰れば同じように守りたい家族がいて、出来れば戦わずに平穏に暮らしたいと願っている。
でも、国に利用されて戦争の道具にされてしまっているだけなんだね。
蘇芳は根っからの武人だから、これらのこと全てに気付いていたとは限らないけど、武人らしい直感みたいなもので、自分の信じるものの姿が変わっていく様子を肌で感じとっていたに違いない。
彼の守りたかったものと、彼が切り捨ててきたものは同じもの。
切り捨てられた詩帆も、詩帆を切り捨てた隊長も、守りたいものは同じだったんだ。
戦争の無念がこういったところにも根深く表現されているのかもしれないね。
バトワンは他に使いたいキャラがいたからエインフェリアとして蘇芳は多用しなかったけど、物語は感動的だったと思う!
これからもヴァルキリープロファイルには、感動的なエピソードを多く生み出していってほしい!
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バトワン世界の歩き方を追記!
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