小さいころに大好きだったアンパンマン。
あの頃は何も考えず、「悪いやつはやっつけろ!」で、やっつけてしまえば「ありがとうアンパンマン!」と無邪気に思っていたわけですが、今になって振り返ると、アンパンマンの物語における深さを強く感じてしまいます。
超超リアルすぎるアンパンマン!!! このアンパン食べたい?? pic.twitter.com/q2tKHemt
— 3パパ@介護士夫婦の価値ある日々 (@kaigoshi2011) 2015, 10月 23
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大人になった今、アンパンマンをもう一度考える!
そもそも「アンパンマンの掲げる正義って何なんだろう?」と考えさせられる部分が多いかもしれません。
もちろんアンパンマンは善なる心に満ちあふれているんだと思いますが、物語の中から得られるメッセージは結構「ん?」と思う部分もあるんですよね…。
例えば彼らに与えられた“イメージ”の問題。
キャラ付けにおいてわかりやすさを求めた結果なのかもしれませんが、大人になった今この事を振り返ると「不潔=悪いヤツ」という先入観を子どもたちに与えてしまう表現だったりしないかな?と少し不安になる部分もあります。
また、アンパンマンの「正義」についても以下の様な感じでちょっとした違和感を感じるのも事実。
確かに、ばいきんまんはいきなり住民を襲ったり、イタズラしてしまうような“悪い子”なんですが…。
もう少し「話し合い」というステップを踏んでから実力行使に移っても良いような気がしますよね。
もちろん価値観が違いすぎて分かり合えず、仕方なく強行に出る必要がある…というのは場合によっては仕方ないと思うんでうが、アンパンマンに関しては「分かり合えないことを前提としてバイキンマンと向かい合っている」ような気すらするんですよね。
放送時間の尺などもあるので、毎回話し合いを挟むのも難しいのかもしれませんけど。
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バイキンマンははたして本当に悪なのか?
で、次に気になるのは「バイキンマンは本当に悪なのか?」という部分。
大人になって冷静に物事を見る癖をつけるようになってから、そのあたりが不明瞭になってきました。
たしかにバイキンマンの友達は、かびるんるんやホラーマンのような、俗にいう“いい印象のない人達(悪い印象の人たち)”なわけですけど。
だからといって、それは「バイキンマンやかびるんるんが悪いやつである」ということにはならないですよね。
彼らが“印象で損している”というのは事実だと思います。
で、イタズラ好きなので、周りの人に迷惑をかけてしまうのもまた事実。
しかし、もしかしたら彼には彼の理由があったりすんじゃないでしょうか?
今、バトワンがアンパンマンの立場だったとしたら「バイキンマン、どうしてそんなことをしようと思ったの?」と理由を聞いてみたいかもしれません。
第一話を見て圧倒的に印象が変わってしまった件!
正直、バトワンはアンパンマンの第1話を見て驚いたんですよね。
第1話はいつも通り「イタズラをしたバイキンマンを、アンパンマンが懲らしめた」というストーリーなんですが…。
途中までは良かったんですが、最終盤で驚くべき表現が採用されていた点にビックリしました。
アンパンマンに敗北し手も足も出ないバイキンマンに対して取られた処置。
それは、ジャムおじさん・バタ子さん・アンパンマンたちが、バイキンマンを洗濯機の中に入れ、苦しがるバイキンマンを見て楽しそうに笑っている…。
うーん、少し記憶がおぼろげですが、この印象が強すぎて素直に「アンパンマン=正義」と見れなくなってしまったんですよね。
力の弱いバイキンマンのほうがむしろ、やられてもやられても何度でも立ち上がり、努力に努力を積み重ね、新しい発明を開発していく…そんなヒーローのように思えました。
必ずしも「バイキンマンが正しい!」というわけでも「アンパンマンが悪い!」というわけでもないのですが、こういった視点で見てみると、アンパンマンには違った見方が出来るのかもしれませんね!
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バトワン世界の歩き方を追記!
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