機関を敵視している謎の男、ディズ。
ソラなどに協力的な部分もあるが、全ては13機関を倒すために利用することが目的だった。
そんなディズと13機関の間には、大きな隔たりと因縁がある。
今回はそんなディズについて、バトワンなりに触れていこうと思うぞ!
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ディズの強さ考察、復讐者と化した偉大な賢者!
結論から言ってしまえば、彼は元々レイディアントガーデンを治める偉大な賢者“アンセム”と呼ばれる存在だった。
人々の平和の為に「人の心の闇」について研究を始めるも、その研究は思わぬ方向に展開していってしまう。
キングダムハーツ2アルティマニアより引用 ディズの外見表現はこんな感じだった!
アンセムの目を盗んでハートレスの研究に没頭し始めてしまったアンセムの弟子たち。
彼はこのことに気付くのが遅れてまった。
気付いた時には既に遅く、逆にゼアノートに追放され、その“名前”すらも奪われてしまう。
そしてその結果、弟子たちに対する復讐の念が芽生えてしまった。
以降、彼は「Darkness in Zero(無の中の闇)=DiZ(ディズ)」と自らを名乗り、っ憎悪に駆られる復讐鬼となってしまう。
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「Darkness in Zero(無の中の闇)=DiZ(ディズ)」
ディズのエピソードはなかなかに悲惨なものだと思う。
信じていた弟子たちに裏切られ、自ら与えた知恵や知識をおぞましい研究に使用されてしまった。
そればかりか、師であるディズを逆に追放してしまうという残忍ぶり。
ゼアノートを含むアンセムの弟子たちが、いかに徹底して研究を進めていたのか?という部分が、その徹底的に手段を選ばない行動から見て取れる気がする!
また、人々のために“人の心の闇”を研究してきたディズ自身が、逆に“無の中の闇”と名乗り始めるに至った皮肉にも注目しておきたい。
光は一瞬で闇に転じるもの?
「誰かの為に」と始めた研究だったことだろう。
弟子たちも未熟な部分はあるとしても、心のどこかでは可愛いがっていたに違いない。
人々のために研究をしていた頃のディズの心は、きっと光に充ち満ちていたはずだ。
でも、弟子たちの裏切りによって、その光は一瞬にして闇に変わった。
当然かもしれないけど“照らす光が大きいほど、闇もまた大きくなる”という典型パターンかもしれないね。
アンセムの心に生じてしまった闇の深さは、逆をいうと彼がそもそも備えていた光の大きさを表しているのかも知れない!
また、キングダムハーツを機械でデータ化しようとした際、これに失敗し、機械の爆発に巻き込まれてしまっている。
これは“人の心を完全にデータ化することはできない…”という部分を、さりげなく暗示しているのかもしれない!
考察すれば考察するほど奥の深いキングダムハーツの精神世界。
続編の登場が楽しみでワクワクする!
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バトワン世界の歩き方を追記!
バトル考察で盛り上がろう!