マーズランキング3位の小町小吉。
アネックスではかなりの活躍を見せる頼れる船長だったんだけど、バグズ2号の時はもう少しフワフワしてる感じだったんだよね。
トシオ・ルドン・ジョーン・陽の4人ほどじゃないけどやっぱりどこか“ピクニック気分”に近い感じで火星に着陸してたフシがある。
当時小吉はテラフォーマーの脅威を知らなかったし、無理も無いっちゃ無理も無いんだけどね。
今回はバグズ2号時の小町小吉(22才)を考察していこうと思うぞ!
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小町小吉のバグズ2号時代を考察してみると見えてくるもの
アネックス計画の際にはかなり強靭なリーダーシップを取っていて、まさに“絶対リーダー”といった感じだった小町小吉。
当然今のミシェルや燈たちは知らないと思うけど、バグズ2号に乗った時の小吉は22才。
戦闘に関してはかなりの実力を持っていたけど、どこかフワフワしている部分もあったと思うんだ。
テラフォーマーズ1巻より引用 バグズ2号の時点では小吉は22才だった。あの時は若かったね!
偉大なる先輩ではあるんだけども、この時点では“普通のゴキブリ”を駆除しに行くような感覚だったはず。
その証拠に、上記カットでは単純に“地球のゴキブリ”に対するリアクションみたいな雰囲気になってる。
でも、実際に火星について見たら全く違ったわけだよね。
ゴキブリは火星の環境で恐ろしいまでに進化を遂げていて、仲間たちがバタバタと倒されていった。
当然、小吉の恋人だった奈々緒もテラフォーマーの毒牙にかかっているわけで、火星のテラフォーマーに対しては怒りと恐怖の想いしか無いんじゃないかな。
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当時から武術は健在だった!
初めて見る動物…しかも進化したゴキブリに恋人を奪われてしまうっていうのはかなりのトラウマだよね。
でも、それでも小吉はなんとか奇跡の生還を果たすことになる。
あの地獄絵図と化したバグズ2号とテラフォーマーの遭遇を受けて、ギリギリだとしても理性を保っていたのは凄いことなんじゃないかな。
テラフォーマーズ1巻より引用 あの状況で理性を保つ小吉の凄さ!これも武道で鍛錬してきた成果か…!
上記カットを見てもわかる通り、怒ってはいるとおもうんだ。
怒ってるんだけど、冷静。
怒りに任せて逆上するのではなく、至極冷静に淡々と動いている。
この状況だったら気の弱い人間なら失神していただろうし、意識を保っても暴走して返り討ちになる可能性だってあった。
そう考えると、今の小吉の冷静さはこの時の惨劇がトリガーになって育まれたのかもしれない!
テラフォーマーズ1巻より引用 小吉の空手はテラフォーマーに充分通用する!
また、上記のカットを見てもわかる通り、小吉の空手はテラフォーマーに充分通用したことが判明している。
これは22才の時点で小吉の武術が相当熟練していたことを示している。
さらに、テラフォーマーに対してバグズ手術を受けた武道家ならば、対抗することが出来るのを示しているわけだよね。
これがわかっていたから、燈や鬼塚慶次、ミシェルなど、アネックスの戦闘員は何かしらの武術を身に着けている者から選出されたんだと思う。
そういった意味では、ある種バグズ2号の火星探査における“失敗と敗北”は、次の世代に繋がる糸口を見出したと言って良いかもしれないね!
火星を人間の住める星にするまではまだまだ遠いわけだけれども、尊い犠牲を支払ったのであらば、小吉たちには必ずテラフォーミングを実現してもらいたい!
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