【ワンピース】ベッジの陰謀・その1、甘い地獄に散らばる狙い!

さて、今回からは「ベッジの陰謀」について、バトワンなりに触れていきたいと思う!

物語に関しては“収束しようと思えば収束できる流れ”にあると思うんだけど、それでもすぐにWCI完結へ導かれないのはきっと、この要素があるからだね!

ベッジが何かを企んでいるとしても、まだまだそれが何か?ってことに関しては確定できないところだし、まずは散らばる可能性を拾っていきたいと思うよ!

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ベッジの陰謀・その1、甘い地獄に散らばる狙い!

このテーマに触れていくためにはいくつかの要素を複合的に考えていかないといけないからちょい難しい。

ざっくりいくと以下の3点かな?

  • ベッジはそもそも何をしようとしているのか?
  • ベッジには共犯者がいるのか?
  • ベッジに後ろ盾はいるのか?いるならそれは誰なのか?

ざっとこのあたりになってくるだろうか!


ワンピース834話より引用 計画のスタートはペコムズの暗殺からスタート!

冷たく突きつけられた銃口。

引かれた引金はペコムズをサメの群がる海へと突き落とすに至った!

ベッジはペコムズに、WCIに戻ってこられては困ったんだ。

だからこそきっと、ペコムズの暗殺は必要なことだったんだろう。

ベッジは一体何がしたいんだろう?

それは、ペコムズの「ママをナメすぎ」って発言と、以下のカットの矛盾点を同時に解決すれば見えてくるんじゃないかな!

81巻ペコムズ
ワンピース81巻より引用 ゾウで背後から撃たれるペコムズ!

ママをナメすぎなベッジなのに、サンジを連れ戻す“ママの指令”には、ここまでこだわる。

思えばこの辺りで少し疑いの目を向けておいてもよかったのかもね!

これは一件“ママの指令を忠実に遂行しようとしているように見える行動”なんだけど、もしかしたら実際には全く正反対のかも。

ベッジにはお茶会が“個人的に必要”だった。

なぜならそれが“計画の一環”だったから。

そう考えれば、この時ペコムズを背後から急襲してでもサンジをWCIへ誘致しようとしたことに合点がいくところだ!

ペコムズの「ママをナメすぎ」という発言にも、これでようやく辻褄が通る!!

そしてこれはビッグマムとプリンが共有する「VS家殲滅計画とは別の計画が存在すること」を示しているはずだ!

この流れに乗るならば、ベッジとマムの思惑はイコールじゃないわけだもんね!

あ、ちなみにファイアタンク海賊団に“シャーロット・シフォン(おかみさん)”が所属しているのもかなり重要なポイントだと思うよ!

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ここにきてプリンの存在が浮上する!

そして、ここに来て台風の目となっている「プリンの存在」が浮上してくる!

思えば今回のWCI編は彼女のことで振り回されっぱなしだよね!

彼女が口にした“VS家殲滅計画”は、マムとも情報共有がなされている様子。


ワンピース854話より引用 翌日の打ち合わせをする2人!

マムはプリンと共に仕掛ける“明日の計画”を楽しみににしている。

対してプリンも堂々とした様子だ。

以下の記事は今回の陰謀とは直接紐付かないかもしれないけど、よかったら参考に!

【ワンピース】「ママは私を殺せない」すれ違う認識と派閥、彼らの思い描く結婚式とは?

プリンがマムに対して忠実かどうかはまだよくわからない。

“お人形呼ばわり”されていたことを物憂げにしていたシーンもあったから、マムとの関係の間に疑問を抱いている…くらいのことはあるかもね!

で、ここにきてゼリーのニトロに注目しておく!

ラビヤン827
ワンピース827話より引用 プリンの傍らに侍るニトロ!

最重要人物の一人であるプリンの側にかなりの確率ではべっているニトロ。

マムにゼウス・プロメテウス・ナポレオンが寄り添うのと同じように、プリンにはニトロが付き添っているんだ。

明らかに他のホーミーズとは別格の待遇だし、彼らがそこに“存在する”ならば、それは“存在しなければならない必然性”があることを示しているはずだ。

ベッジと似ているゼリーのニトロ。

彼は終始プリンのそばをウロチョロしている感じだし、プリンもそれを嫌がっている印象は受けない。

単純に“ペット的扱い”って可能性もあるけど、この場面では“それ以上の意味”がありそうな雰囲気だよね!

もしプリンとベッジが組んでいるなら、ベッジの狙いはプリンの狙いでもあるってことになってくる。

ゾウで背後からペコムズを銃撃してまで通そうとした、ベッジの“もうひとつの思惑”とは。

これらの点を絡めると今度は“プリンに踊らされているのはマムのほう”ってことになってくるんだろう!

マムを暗殺する“だけ”なら、次の狙いに乏しすぎる。

ベッジが四皇に成り上がるのを狙っているのならば、マム傘下の並み居る軍団を制御するだけの力が必要だ。

この陰謀の根は相当に深そうだから、次回以降の考察でさらに掘り下げていこうと思うよ!お楽しみに!!

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