【ワンピース】ベッジの陰謀・その7、別格&後継者っぽいイチジだけに話が通っているケースについて!

ベッジの陰謀についての掘り下げも今回で7回目。

本当は1つのテーマについて毎週このくらいは踏み込みたいんだけど、週刊ペースに合わせてると結構ムズくて文章と奮闘中…って感じ!

ともあれ次週は休載ってこともあるから、思う存分“分岐点の向こう側”へと飛躍してみたいと思うよ!!

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ベッジの陰謀・その7、別格&後継者っぽいイチジだけに話が通っているケースについて!

以前の考察で、ジェルマとマムが裏で結託し、親プリン勢力による大規模謀反を察知、あらかじめ予防線を張っているシナリオについて触れてみた。

四皇はやはり四皇だった…と感じさせることで、相手の精神をへし折る作戦だね!

ベッジの陰謀を謀反と仮定した上で、それに対するカウンターを用意するならばコレ…って感じだと思う!

【ワンピース】ベッジの陰謀・その6、四皇はやはり四皇&迎え撃つ悪意について!

まぁ、前提としている“マム陣営の分裂&大規模謀反”っていうルートが崩れてしまったら元も子も無いんだけど、考えてみるには“噛みごたえのあるテーマ”だと思うんだ!

で、このページで注目したいのは以下のカット!


ワンピース856話より引用 ジェルマの宴会、それぞれの座っている位置に注目!

やはり親父であるジャッジは目立ってるし中央に座ってる。

こっちから見てニジが左、ヨンジが右、そして“イチジが中央”に座っていることがわかると思う!

これまでも“イチジ=正当な後継者”って感じだったけど、上記カットはその説をさらに強固に裏付けるのに相応しいものだろう!

で、ここで注目したいのはマムがアクションを起こした相手。

マムには色々な選択肢があると思うんだけど、その中のひとつに“ジャッジと表面的な交渉をしつつ、水面下でイチジに接触してる”…ってこともあるんじゃないかな?

なんとなく「王の器」としては、ジャッジよりイチジのほうが上っぽい印象を受けるしね!

  • ジャッジに対しては通常の「結婚式」として話を持ちかける
  • イチジに対しては「謀反・反乱分子のあぶり出しと鎮圧&ジャッジの暗殺・イチジをボスとしたジェルマの傘下入り」として話を持ちかける

みたいな感じで、2人に持ちかけられた話の内容が違う…ってルートを考えてみるのもなかなか面白いかも!

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イチジにだけ「陰謀返し」を通達していた場合は?

前回の考察ではジャッジを含めてジェルマの面々にまるごと“陰謀返し”を通達しているケースを考えてみた。

では、今回は“イチジにだけ陰謀返しを通達しているケース”を考えてみたい!

中身重視っぽい発言をしていたビッグマムは、ジャッジを始末してイチジに継がせたジェルマなら、指揮官ごと傘下に治めたいと思うんじゃないだろうか?

いっても一般兵を仕切れる“指揮官”には、大きな価値があると思うしね。


ワンピース859話より引用 イチジは常に冷静だ。そして批判も非常に的確!

上記カットでもそうだけど、イチジだけサンジに対する“批判の仕方”が違う!

思えばニジやヨンジは半ば無条件にサンジに暴行を加えていたわけだけど、イチジだけはそれなりの理由があったんだ。

イチジはあくまでサンジを落ちこぼれとしながらも、その批判っぷりは“王としての正当性から来る論理的なもの”だったと思う!

彼には王たる自覚があるし、なんなら「自分こそジェルマの王に相応しい!」と考えていてもおかしくはないかもしれないよね!

【ワンピース】「王の条理」とは何か、悪魔的市民とイチジの感覚!

ビッグマムがジャッジを通さずイチジにだけ接触している…と決定づけられる根拠は今のところ皆無に等しい。

しかし、もしバトワンがビッグマムの立場だったとして、陰謀(反乱分子)の存在に気付いていたとしたら、働きかけるのはきっとイチジだろう!!

前回の考察では反乱分子の炙り出しと引き換えに“ジェルマに確固たる地位を約束する”という交換条件で話を進めたけど、イチジだったらもっとわかりやすいはず。

イチジが「今すぐにでも王の座に就きたい」と考えているならば、マムは「結婚式でジャッジを始末してやるから、反乱分子の炙り出し&鎮圧に加担しろ」という交換条件を提示すればいいだけだ!

陰謀を逆手に取って反乱分子に決起させた上で、圧倒的な力を見せつけて鎮圧する。

四皇の威厳を絶望的なまでに見せつけながら、組織の再編・浄化を狙っていく。

ビッグマムが、ジャッジよりもイチジとのほうが「みんなハッピー」な関係を構築しやすい…みたいに判断していたとしても、何ら不思議ではないはずだ!

856話で語られた“ある陰謀”の深さがどのくらい深いのか…。

これらの内容よりもずっとシンプルなものかもしれないし、もっとドロ沼のような状況こそが真実…ってこともあり得るだろう!

尾田先生の“次なる仕掛け”にワクワクとハラハラが止まらない!!

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