子供帰り(幼児退行)とビッグマム!
さて、後半ではいよいよこの考え方の結論に迫っていこうと思っているんだけど、まず最初にチェックしたいのは現在のビッグマムについてだよね!
彼女は今でも“少女のような老婆”なわけだけど、5才の当時から一直線に今の状態に至ったんだろうか?
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「私はやってしまった」…的な感じのアレについて!
例えばこの時リンリンが“信頼するマザー・カルメルを無意識に食らってしまったこと”を知ってしまったとしたら、どう行動するのが自然だろうか?
もちろん現時点では、誰かに教えられたor自ら調べることが出来たのかは断定できない。
ただ、当時は理解できなかった彼女もやがて大人となって、真実を知る機会が訪れた…と考えることは何ら自然なことのはずだ!
まぁ、今のマムは一周回って子供帰りしつつある印象も受けるけど!
ワンピース859話より引用 今のマムはこんな感じ!
当時のマムが一直線に上記のように成長した…と考えるのもまた本筋。
しかし、バトワンとしては、そのプロセスに“明晰な大人だった時代があった”と考えてみたいかも!
明晰な25才頃のリンリンが「私は“唯一の理解者”を食らってしまった」と知ってしまったらどう“考える”だろうか!
多くの場合は以下の2つのパターンに考えが至るんじゃないかな?
- 過去(現実)を否定し、自分の記憶を都合いいように書き換える(それを指摘されるとパニックを起こす)
- 現実を受け入れ、それに対する罪滅ぼしを考える
この上記の2つのパターンはどっちか片一方でも成立すると思うし、1つの人格の中に両方が混在することもあると思う。
今のマムを見る限り、上記2点が両方とも自身の人格に反映されているように見えなくもないね!
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マムのクレイジーっぷりと毎年の出産について!
上記の内容で、ある程度マムの身に起こったことの仮説は立てられた。
もちろん他にも考え方はあると思うからこれは一説だとは思うけど、これはこれで有力な考え方だと思う!
ここから先は上記で触れてきた“思考パターン”を踏まえて、マムの行動について触れていきたいと思うよ!
食ってしまってたら“すでに消化している”だろうから吐き出すことは出来ないだろうし…。
では、例えば“マザー・カルメルの生まれ変わり”を産むべくして、毎年の出産を開始した…と考えるのはどうだろう!
上記で示してきた“錯綜した心理状態”が空回れば、こんな結論に至る可能性だってあると思う!(体内に取り込んだものをもう一度外へ出す、みたいな意味で)
また、そうなるってくると、以下のシーンは鍵となってくるんじゃないかな!
ワンピース858話より引用 巨人族の王子ロキにプロポーズされたローラ!
マムが巨人族に嫌われていた理由もよくわかった。
しかし、上記カットが示している意味はここで形を変えてきているような気がして。
マムがカルメルの生まれ変わりを産もうとしたとするならば、上記シーンでマムはローラの中に“マザーの加護”を感じたかもしれない!
エルバフの最強ともされる軍事力を手にすることが出来るからだけではなく。
巨人族に許され、心地よき、思い出のエルバフに戻れる可能性が浮かび上がり、しかもそれが自らの生んだ娘によって、達成される寸前にまで至った。
この時のマムは「おれの歩んだ道は間違いじゃなかった」みたいに思ったかもしれないね!
だからこそ、ローラにかかる期待は大きかったし、求婚を断り家を飛び出したことにいっそう激怒した。
これらの要素はあくまで仮説の領域にすぎないところだとは思うけど、現時点ではまだスッと辻褄が通っている範疇だと思う!
こういったバックグラウンドがほのめかされているように感じるから“こそ”、今回の回想があの場面で切り上げられているのが気になるところだ!
今後、25才〜26才頃のリンリンが描かれる日が待ち遠しくてならない!!
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バトワン世界の歩き方を追記!
バトル考察で盛り上がろう!