「海賊王に、おれはなる!」で有名なワンピースの主人公、モンキー・D・ルフィ。
様々な冒険を経て新世界に突入することで、一通りの冒険を経験した海賊へと成長してきています。
今振り返ってみると、ルフィの実績・犯罪歴も相当なレベルに達しているので、ルフィの強さ考察も踏まえて一旦徹底的にまとめておきます。
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モンキー・D・ルフィの実績・犯罪歴
モンキー・D・ルフィの実績・犯罪歴を調べてみるとそれがいかに凄まじいものであるかがわかります。
2年後のシャボンディ諸島では“麦わらのルフィ”の存在が恐れられていましたが、以下の実績・犯罪歴をご覧担っていただければ、ルフィの行動がどれほどヤバいのかがわかりやすいと思います。
金棒のアルビダ討伐
まずルフィの実績のスタートは金棒のアルビダの討伐からです。
この時点でのアルビダの賞金額は明らかにされていないようですが、ルフィにとって初の対海賊戦を攻略したことは彼の自身に影響を与えたかもしれません。
ルフィは第一巻にてゴムゴムのピストルにてアルビダを討伐し、小舟を奪い取っています。
ワンピース第一巻より引用 金棒のアルビダを討伐する麦わらのルフィ
パンチ一撃で倒してしまうあたり、まだまだ余力があることがわかります。
シェルズタウン、海軍基地にてモーガン大佐撃破、ロロノア・ゾロ開放
続いての実績はシェルズタウンでの海軍基地潜入、モーガン大佐の撃破です。
さらにこの時、罪人として貼付けにされていたロロノア・ゾロを開放しています。
ワンピース第一巻より引用 ”罪人ロロノア・ゾロ”を開放し、モーガン大佐を撃破する
ここではヘルメッポを人質に特攻したりと、大立ち回りを見せました。
上記のカットを確認していただくと分かる通り、厳密にはモーガンを討伐したのは海賊狩りのゾロになります。
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オレンジの町にて道化のバギー討伐
次にピックアップするのは道化のバギーの討伐です。
後に七武海に昇進する道化のバギーをこの時点で圧倒しています。
ワンピース第三巻より引用 道化のバギーはゴムゴムのバズーカにて討伐した
この時点でのバギーの懸賞金額は1500万ベリー。
イーストブルーで活動していることを考え合わせると相当な金額です。
シロップ村にて百計のクロ討伐
村に潜伏していた平穏を望む海賊、百計のクロの乗っ取り計画を阻止。
インペルダウンで百計のクロが捕まっているような描写はありませんでしたから、もしかしたらイーストブルーに今頃捕まっているかもしれません。
ウソップとしてはこの一件をウソにすると言っていましたが、実際この事件は大問題。
おそらく政府に報告のひとつはされていることでしょう。
ワンピース第五巻より引用 ゴムゴムの鐘にて百計のクロを撃破するルフィ
また、余談ですがここで“ゴムゴムの鐘”でKOしたのは、空島での鐘と影響しあっているかもしれません。
空島といえば嘘つきノーランドであり、シロップ村といえばウソップです。
海上レストラン”バラティエ”にて、ドン・クリーク討伐
海上レストラン”バラティエ”では、ドン・クリークを討伐しました。
また、ここで仲間になる料理人サンジは海軍の”鉄拳のフルボディ”を血祭りにあげています。
クリークは元々グランドラインの海賊であり、この時点で相当な実力者であったと考えられます。
ワンピース第八巻より引用 ドン・クリークを討伐する麦わらのルフィ
ドン・クリークの懸賞金は1700万ベリーとされています。
イーストブルーの海賊だからかもしれませんが、元グランドラインにいた海賊としては少し低過ぎな気もしますね。
とはいえ、政府から見て危険な海賊であることは変わりありません。
ドン・クリークを倒したこともルフィの今後の懸賞金に大きく影響しているはずです。
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アーロンパークにて”ノコギリのアーロン”討伐
アーロンパークではゴムゴムの戦斧にて、ノコギリのアーロンの討伐に成功しました。
彼は元七武海である海侠のジンベエと渡り合った実力者であり、この時点でのルフィが勝てたのはものすごいことであると考えられます。
アーロンは村の人々から見れば凶悪な海賊でありルフィはさながらヒーローのように描かれています。
しかし、この事件をきっかけにルフィに懸賞金がかかることになります。
ワンピース11巻より引用 ノコギリのアーロン討伐
この時点でのアーロンの懸賞金は2000万ベリー。
低すぎると感じるところですが、グランドラインを出た海賊の懸賞金は低く設定される傾向にあるのかもしれません。
また、この事件をきっかけにルフィの懸賞金額は3000万ベリーになります。
ドラム王国にて、ブリキのワポルを討伐
世界政府公認国家である、悪ブラックドラム王国の国王であり、元ブリキング海賊団の船長ワポルの討伐にも成功しています。
現在では世界貴族入りを果たしたとも言われていますが、この時点では悪政を行う暴君でした。
しかし、そうはいってもワポルの治めていた悪ブラックドラム王国は世界政府公認国家。
その国家を転覆させたのは世界的な大ニュースになったはずです。
ワンピース十七巻より引用 ブリキのワポル討伐 世界政府公認国家悪ブラックドラム王国の転覆
一般的にはアラバスタ編の完結によってルフィの危険度が知れ渡ったと思われがちですが、この「悪ブラックドラム王国転覆事件」も軽視してはならない事件であると考えられます。
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アラバスタにて、七武海の一角であるサー・クロコダイル討伐
圧倒的なスピードで実績を積んできたルフィですが、ここに来てついに七武海の一角を落とします。
ダンスパウダーを利用して影からアラバスタ支配を企てていたクロコダイルを討伐、その後クロコダイルはインペルダウンに幽閉されることとなります。
ワンピース第二十三巻より引用 ”七武海”サー・クロコダイル討伐
クロコダイルの懸賞金は元8000万ベリー。
新世界も経験済みであり、後に頂上戦争でも大暴れする凶悪犯罪者、クロコダイルを撃破しました。
これによってルフィの懸賞金額は1億ベリーに跳ね上がります。
エニエス・ロビーにて、司法の塔の旗を打ち抜き、バスターコールがかかる中陥落させる
空島は世界政府には直接影響しないので、実績・犯罪歴から省いてあります。
で、エニエス・ロビーでは司法の塔の旗を打ち抜き、世界に宣戦布告。
これは世界政府加盟国170カ国を敵に回す大事件とされています。
しかしもうこの時点で既にルフィたちは1億ベリーの賞金首なわけですから、世界が敵であったのは今始まったことではありません。
これは、世界に立ち向かう意思決定の一幕であるといえるでしょう。
ワンピース第四十一巻より引用 エニエス・ロビーの旗を撃ちぬく一幕
この後エニエスロビーを攻略し、麦わらの一味は無事に逃亡してみせます。
スリラーバークにて、ゲッコー・モリア討伐
エニエス・ロビー攻略後はその勢いに乗ってか、七武海のゲッコー・モリアを討伐します。
ゲッコーモリアは元3億2000万ベリーの賞金首であり、ドフラミンゴと比較しても2000万ベリーしか変わりません。
アラバスタ攻略からあっという間で七武海ゲッコーモリアを討伐してみせた麦わらの一味は政府にとってかなりの脅威へと成長していることがわかります。
ワンピース第五十巻より引用 スリラーバークにてモリアを討伐するルフィ
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シャボンディ諸島にて、天竜人に暴行
こちらも非常に印象深いシーンでしたね。
世界貴族である天竜人に暴行すると海軍大将がやってくる、ということを知りながらも殴り飛ばすルフィ。
元々エニエス・ロビーにて世界を敵に回す決意表明をしているので、今更殴ることに抵抗はなかったのかもしれません。
ワンピース第五十二巻より 天竜人を殴り飛ばすルフィ
インペルダウンに潜入、凶悪な囚人たちを引き連れて脱獄
インペルダウンでは世界政府にとっての敵である革命軍のイワンコフをはじめ、アラバスタ問題のクロコダイル、道化のバギーや元七武海のジンベエなどを引き連れて脱獄。
世界政府にとっては相当驚異的な面々が揃いました。
ワンピース第五十七巻より 凶悪な囚人たちをインペルダウンから開放したルフィ
また、時を同じくして黒ひげことマーシャル・D・ティーチも多くの凶悪囚人たちを脱獄させています。
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マリンフォード頂上戦争にて、白ひげ海賊団と共闘し、暴れまわる
白ひげ海賊団二番隊隊長であり、兄弟でもあるポートガス・D・エースの開放に成功し、共同戦線を張って大暴れをします。
このあとエースは自分の意思で赤犬サカズキと戦闘し敗れ、死亡しますがルフィの暴れっぷりは世界中を驚愕させるに十分な意味を持ったはずです。
ワンピース第五十八巻より引用 マリンフォードでエースを一時救出し暴れまわる
ルフィは革命家ドラゴンの息子、エースは海賊王ロジャーの息子。
もしエースが赤犬サカズキに立ち向かわず、逃げることに専念していたら現在の状況は大きく変わっていたかもしれません。
ドレスローザにて、ドフラミンゴ討伐
ドレスローザを支配していた国王であり、七武海でもあるドンキホーテ・ドフラミンゴ。
彼は人工悪魔の実の生産や兵器の製造に関しても深く携わっており、闇のブローカーとして新世界の大物たちの手綱を引く役割を担っていました。
そのために世界的犯罪を犯していたドンキホーテ・ドフラミンゴがルフィによって討伐されることによって、またさらに世界の状況が大きく変わっていくでしょう。
ワンピース790話より引用 ゴムゴムの猿王銃にてドフラミンゴ討伐を果たすルフィ
最新話の情報によると、ドフラミンゴはインペルダウンに幽閉されるようですが、もしかしたら今回の件に怒りを覚えた新世界の大物たちが、ドフラミンゴの救出、あるいは暗殺に動く可能性もあります。
どちらにせよドフラミンゴが世界に与えていた影響は絶大なもので、ドレスローザを落としたことは世界のバランスを大きく変える大事件であるといえるでしょう。
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