「世界には一筋の希望(ひかり)もなく…」
マムに対する対応にしてもそうだけど、ルフィとサンジの覚悟には明確な質の違いがあるし、ルフィはやっぱ「船長にふさわしい!」と感じさせてくれる人物だなぁ…と改めて思った!
今回はちょっと表現が難しいんだけど、出来る限り伝わりやすいように頑張って文字に起こしていきたいと思うよ!
伝われビーム!!
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一筋の光なんて最初から無かったし、それが当たり前って感覚のルフィ。
今回の850話のラストの煽り文句は「世界には一筋の希望(ひかり)もなく…」だった。
これに対して色々な意見が飛び交っているんだけど、バトワン的な見解を述べておきたいと思うよ!
サンジに次々に襲かかる悲劇に胸を炒め続けてるWCIだけど、バトワン的にはそろそろ“吹っ切れ時”なんじゃないかな?なんて思うんだよね。
ワンピース850話より引用 光がないことを受け入れろ、サンジ!
今回のWCIでは“サンジが絶望するシーン”とか“サンジが胸を痛めるシーン”が沢山描かれた。
途中まではサンジに対してかなり同情的な目で見ていたし、実際に「頑張れ!」って感じでもあったんだ。
でも、プリンが演技してた…みたいなところまでくると、今こそ“絶望と手を繋ぐタイミング”って気もしてくる!
これ、正直伝わりにくいと思うんだけど…。
言い換えるなら“世界には絶望しかないってことを受け入れ、それでも前を向く力を身につける時”って感じかな?
例えば以下のカットとかをチェックしてみてほしいと思う。
ワンピース850話より引用 サンジはプリンに、そしてビッグマムに希望を抱いていた!
サンジはプリンに“救い”を見出し、ビッグマムに対して“希望”を見出した。
サンジが甘い…ってことではないんだけど、彼の中に“人をアテにする気持ち”があったのは確かだと思う。
人を信じるってことと、人をアテにするってことは微妙に違うんだ。
サンジは自分からアクションを起こしてビッグマムに“一味を逃がすこと”を頼んだけど、もっとも重要な部分を握りにいこうとはしなかった。
「この条件を満たせば◯◯してくれるだろう」
「◯◯してくれるって約束したからもう安心」
みたいな感覚が彼の中にあったのは確かだと思う。
自分が決定打を握るのではなく、誰かに決定打を委ねてしまうところ。
今回の一連のエピソードは、サンジのこういう性格がよく繁栄されているんじゃないかな?
あ、これサンジを悪く言ってるわけじゃないからね!そういう部分を感じる…ってこと!
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対してルフィはどう考えてるのか?
で、それに対してルフィはどう考えているのか?ってところ。
ルフィは常に“物事の核心”にダイレクトに踏み込もうとするタイプだ。
以下のカットは最新だけど、そういう側面がよく表現されていると思う!
ワンピース850話より引用 ルフィは誰かに“要”を握らせはしないタイプ!
誰か助けてくれねェかって空想してる間に何もかも失ってビッグマムに殺される。
ルフィはこれまでの経験から、誰かに“肝心要のキーポイント”を握らせることの危険性を熟知しているんだ。
それはとても感覚的なものかもしれないけど、ルフィは確かにわかっていると思う。
以下のような経験もしてきたしね…。
ワンピース58巻より引用 目の前でエースを殺されたルフィ!
自分自身が一生懸命動いてこの始末だった。
このことはルフィにとって大きなトラウマであり、同時に大きな糧となったに違いない。
自分自身が直接“肝心要のキーポイント”に働きかけてこのザマだったわけだから、ルフィにとって「誰かをアテにする」なんて論外なんだろう。
あのような思いは二度としたくないと思うし、だからこそ自分が動かなくちゃいけないことを誰よりも理解してる。
ルフィにとって“一筋の希望”なんて最初から無いもので、あるのは“自分自身の力で照らし出す道”だけなのかもしれないね!
で、これらのことを踏まえて今回の煽り「世界には一筋の光もなく」について再解釈したいと思うんだ。
光を探すのではなく、自ら照らす必要性。
今回のWCIを乗り越えることができれば、サンジは人間的に一回りも二回りも成長することが出来るかもしれない!
その時はあのゾロに「クソコック、少し顔つきが変わったな」なんて言わせることが出来るかも。
今回のお茶会はサンジが一皮向けて一味に舞い戻るための、重要な儀式のように感じてならないところだ!!
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