【ワンピース】自覚なき悪意のオゾましさ、破壊者はどこからやって来た?みたいな話!

今回の新情報で明かされ始めたマムの本性。

彼女の生来の気質は“子供の姿を借りた悪神”だと断罪されるほどなのだそうだ。

しかしともあれ彼女のルーツの半分は、まだまだ謎に包まれている様子!

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自覚なき悪意のオゾましさ、破壊者はどこからやって来た?みたいな話!

5才の時点でビッグマムはすでに相当な“生来の破壊者”みたいな感じだったのだという。

彼女はその“純粋さ”によって手長族の腕や、魚人族のヒレを引きちぎろうとしたりしていたとのこと。

“自覚なき悪意”のオゾましさは、自分の悪意を明確に認識しているタイプのソレとは、また違った性質を持っているね!

正しい・悪いといった価値観もなんとなく曖昧なまま、ただ興味が湧いたことを(自分の前提を絶対として)遂行する。

多くの人には「この行動を取ったら何が起こるのか?」といった感じでその後のこと&周りのキモチを考える理性が備わっているもの。

しかし、マムはこの要素を生まれつき持って生まれて来なかったように見える!


ワンピース863話より引用 気に入らないモノは潰す!

来るものは拒まず、去るものは殺す。

自分の気に入らないものは潰しにかかるのがビッグマムのスタンスだし、純粋性を象徴する行為でもあるんだろう。

しかしともあれ、たったの5才の時点であそこまで“人間離れした価値観”を持って生まれた…というのは脅威だよね!

今回明らかになったビッグマムの“5才から15才くらいまで”の記憶。

これらの事情を踏まえると、むしろ“生まれてから5才まで”の記憶の方に興味が傾くのはバトワンだけだろうか!

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自覚なき悪意について!

後半では少し詳しく、今回のテーマについて考えてみたい!

ビッグマムの自覚なき悪意について思いを馳せていると、それに近い感覚を持っているある種の人種を思い浮かべるんだ。

そう、かつてシャボンディ諸島にて登場した“天竜人”たちもまた、マムみたいに“純粋”な人たちだったよね(少し性質は違うけど)!

ちなみにキッドたちは当時、天竜人たちに対して以下のような言葉を残している!


ワンピース51巻より引用 キッド達の価値観を示す言葉のひとつ!

「欲をかいた権力者の“純真”に比べたら、世の悪党のほうがいくらか人道的だ」

この部分を直接的にビッグマムの“純粋”に紐付けるのはムズかしいけど、言いたいことだけなら既に繋がっている感じだと思うんだ。

上記では天竜人に対して指摘している感じのアレだけど、結局は“純粋性”について言及してる。

天竜人とビッグマムの共通点…。

それは、キッド達の“悪気があるぶん可愛い”という言葉によく現れているといえるんじゃないかな!

光があるから影が生まれるように、悪があるから善がある。

また、良いこと・悪いことを判断するためには「良いこと・悪いこととはそもそも何なのか?」という前提を、心の中に持たなくてはならない。

「これをやったら嫌がるだろうな」みたいな考えがあるからこそ、それを踏まえて人は“判断”を行う事が出来るわけだね!

「良いこと・悪いこととはそれぞれ何か?」という基本的前提を持たずして善いコトをなしても、それは偶然の産物にすぎないんだ。

そして、ビッグマムの純粋性とは、おそらくながらそういう“前提の欠如”に近い性質のもの(現時点では少なくともそう見える)だといえるんじゃないかな!

ビッグマムが生来持っている気質に関してはまだまだこれから情報が追加されてくるんだと思うけど、少なくとも彼女の倫理観は、完全に常人のソレとはかけ離れているようだ!

これからはマムの“人格面・心理面”にスポットライトが当たってきそうな感じで、考察の余地が広い範囲に突入しそうだね!

バトワンの最も好きな分野の考察のひとつだから、キリっと気を引き締めて考察を楽しんでいきたい!!

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