薄れゆく意識をギリギリに保って。
バーソロミュー・くまはサウザンド・サニー号を守り続けたんだ。
柔らかく差し込む幻想的な光の中に座り込み、最後の任務を成し遂げたバーソロミュー・くま。
今回は彼の人物像を掘り下げてゆきたい!
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薄れゆく意識の中で。バーソロミュー・くまはもう…。
シャボンの舞う中、座り込んだバーソロミュー・くま。
2年の月日を経てサウザンド・サニー号に辿り着いたフランキーは、彼を見てどんな気持ちになっただろう?
2年前に一味をバラバラにした張本人が、そこに座り込みサニー号を守っている。
正直、当時のフランキーには“何がなんだかわからない”って感じだったんじゃないだろうか?
ワンピース61巻より引用 2年後、バーソロミュー・くまはもう…
とてもじゃないけど、現在のくまからは以前のような“七武海の威圧感”を感じ取ることは出来ない。
全身は傷だらけでボロボロ、まさに“満身創痍”といったところだろう。
彼はフランキーとで会うやいなや“任務完了だ”という言葉を残してこの場を去ったわけだけど、最後の意識が途絶えるのを何度も堪(こら)えながらだったに違いない!
また、このセリフには未だにいくつかの謎っているわけだよね。
バーソロミュー・くまの正体は“革命軍”のメンバーなわけだけど、今回の“任務完了”というのは、革命軍からの与えられた任務だったんだろうか?
だとしたら、2年前のシャボンディ諸島で一味を逃がしたのもそうだったのか?
ここ、バトワンとしては“くま独自の判断”だったような気がしてならないんだよね!
くまが仮に独自の判断で一味を逃がしたのであれば、彼の思考の背後にはどのような理由が隠されていたんだろう!
今となってはその記憶を掬(すく)いあげる事はできないけど、くまはドラゴンやサボですら知らない“重要な秘密”を握っていたのかもしれない!
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今や海軍の人間兵器へと…!
で、くまに関しては現在は海軍の人間兵器へと変貌してしまっている。
バーソロミュー・くまを模してパシフィスタが造られたのは有名な話だけど、くま本体に関しては別格の強さを持っていそうだよね!
“ニキュニキュの実”の能力を持っている能力者ってことなんだけど、このあたりには実はかなりの伏線が隠されている気がするんだ。
ワンピース61巻より引用 2年後、くまはもう完全に意識を失っている!
くまは海軍の人間兵器。
海軍はモノに悪魔の実を食わせる技術を持っている。
くまは記憶や意識を失っている。
さて、ここから見えてくるくまの現在の状況とは…?
悪魔の実に乗っ取られた存在?
こちらの記事でも考察したけど、海軍ならば悪魔の実に能力者を逆に“乗っ取らせる”ことも出来るんじゃないだろうか?
◯【ワンピース】悪魔に魂を売る儀式「決定的な絶望」こそが覚醒の引き金?
悪魔の実の“覚醒”によってドフラミンゴやテゾーロは絶大な力を得た。
これはある種の“絶望”こそがトリガーとなっている可能性があると思っているんだけど、その背景には“悪魔の実の中に、固有の意思がある”という前提があると思うんだよね。
これがベースとなって、今の覚醒のメカニズムを解析している感じ。
これには“意思なきモノに意思を与える”ことが出来るという確固たる事実が、仮説を補強しているんだ。
そして、これらの状況を世界政府側の人間(ベガパンクなど)が意図的に引き起こせる科学技術を保有しているとしたら…。
バーソロミュー・くまが“ニキュニキュの実に乗っ取られた存在”であるとすれば、作中初めての“パラミシアを食わされたパラミシア”となってくるわけだね!
これはどこのサイトでもまだ考察されていない範囲だと思うけど、現在のくまがどうなっているか?といった点に関しては、今後最大級の“驚愕ポイント”となってくるような気がしてならない!
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バトワン世界の歩き方を追記!
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