「つまらねェ話だな、ビッグ・マム!」
ルフィはマムに対してそう吐き捨てた。
海賊の世界にも色々な“生き方”があるんだとは思うけど、その中でも今のビッグマムはルフィにとって“つまらない人物”ってことなんだろう。
バトワン的にそれは“過去を生きはじめた時、海賊は死ぬ”ってことなんじゃないかな?なんて思っている!
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過去を生きはじめた時、海賊は死ぬ?って話。
きっとルフィが言っていたのは、海賊に“もしも◯◯だったら”って概念は存在しない…ってことなんだろう!
この感覚にルフィの目の前で片足を突っ込んでしまったのがビッグマムだ。
もしかしたら本人でも知らず知らずのうちにやってしまったことなのかも?
ワンピース847話より引用 ビッグマムは“あの時”に囚われている?
あの時ローラが結婚していれば、カイドウ・赤髪・白ひげをも越えて海賊王になれていた。
そしてビッグマムはそのことを今でも根に持っている。
全ての責任をローラに押し付けるかのように怒り狂っている様相を見せたのが今回のマムだった。
これに対してルフィはイラっときたんだろうね。
ワンピース847話より引用 結婚しなかったの“が”ローラ、海賊王になってないの“が”ビッグマム!
上記の表現はかなり面白い表現だと思う!
ルフィにとっては“ローラが結婚を破談にしたあの時”も“マムが海賊王になれなかったあの時”も、全ては過去の話なんだ。
ここに因われてしまっている以上、ルフィはマムに対して好印象を抱くことはないんだろうね。
ちなみにこの言葉を聞いたビッグマムの表情は意味深。
「!!!」ってなってるけど、必ずしも“怒っている”とは断定できない表情だ!
「まだこの海にそんな言葉を吐くヤツがいたなんてねェ!!気に入った!!」みたいな展開になれば良いんだけどな…!!
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話を戻し、おつるさん。
少し話が逸れてしまったから“過去に生きるということ”に焦点を戻そう。
今回のルフィの言葉を聞いてバトワンが最初に思い出したのは以下。
ドフラが落ちた時のおつるさんの言葉だ!
ワンピース847話より引用 おつるさんの言葉はルフィのソレと本質的に同じ?
上記カットのおつるさんの言葉は、ルフィの言葉と本質的に同じモノのような気がする。
“もしもあの時”なんて酔狂な世界は存在せず、この結果だけが現実だ。
ロジャーの時代から長く海兵としてやってきたおつるさんだからこそ言える言葉なのかもね。
この言葉は「もしもあの時」と強く念じた経験をし、そのうえで「それはあり得ない」と悟ったことがある者にのみ口にできる重みのある言葉。
ルフィだって頂上戦争でエースを失っているけど「もしもあの時もっと力があったら…」なんて一言も口にしていないもんね。
“過去を生きはじめた時、海賊は死ぬ”
今を生きるっていうのは、海賊にとってはつまりそういうことなのかもしれない!!
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バトワン世界の歩き方を追記!
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