ルフィが見せた戦闘意欲。
カタクリとの戦いは気になってたところだから、この展開は願ったり叶ったりだとは思うんだけど、その「戦闘意欲の質」に違和感を覚えたのはバトワンだけではないだろう!
Twitterでもちょいちょい疑問をツイートしたんだけど、今回は一晩考えた結果について、以下に軽くまとめておきたいと思うよ!
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違和感の正体、ルフィの戦闘意欲に漂うものついて思うこと!
今回の違和感の原因となっているのは以下のカット。
この時のルフィが何を考えているか…と想像すると、どうしてもやや「喧嘩の理由に乏しい」と思うんだよね。
これまでのルフィの戦いを振り返ってみたけど、やっぱ今回の戦闘意欲は、少し性質が違うものだと思う。
ワンピース886話より引用 ルフィが見せた戦闘意欲の正体とは?
ルフィがこれまで拳を交えてきたライバルたちのことを思い返してみよう。
クロコダイル、エネル、ルッチ、マゼラン、ホーディ、ドフラミンゴ…などなど。
こうやって彼らの顔を並べてみると、そこには必ずといっていいほど「ルフィの大切な人を傷つけようとする悪意」とかが介在していたりするんだ。
さらに付け加えるなら、テーマとして“支配vs自由”の構図みたいなのものも背景にあったと思う。
では、今回の対カタクリ戦ではどうだろうか?
ルフィは自分が「強くなるために」カタクリを越えたいと考えているようだけど、そこには過去の戦ってきたライバル達とのような明確な「方針と方針のぶつかりあい」みたいなのは無いように見える。
今のところは、ただ「強くなるために」カタクリを越えたいと考えているように見える点で、これまでの戦いとは本質が違う気がするかも!
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高みを目指せば、出す拳の見つからないケンカも買わないといけない時がある?
ここでバトワンが思い返したのは、ジャヤで出会った黒ひげの以下のセリフ。
あの時ルフィたちはベラミー達から売られた喧嘩を買わず、一方的にボコボコにされた。
その様子を見た黒ひげが放ったのが、この「高みを目指せば、出す拳の見つからねェ喧嘩もあるもんだ!!!」という言葉だね!
ワンピース24巻より引用 今回は黒ひげの言葉の「さらに向こう側」が描かれている?
あの時のルフィに対するベラミーの“喧嘩の売り方”は、その「夢をバカにする」というものだった。
これに対してルフィは「買うべき喧嘩ではない」と判断したわけだね!
ジャヤのやり取りを確認すれば、ルフィにとって上記のような線引きがあると考えられると思う。
ではカタクリとの戦いはどちらに分類されるだろうか?
今この瞬間を見る限りでは、どちらにも該当しない(カタクリはただルフィの前に立ち塞がっただけ)ような気がするから、無理に喧嘩する必要は無いように見える。
しかし、ルフィはこの戦いを自ら積極的に仕掛ける方針みたいだ。
これらのことを通して考えると、やはり「来るべき対カイドウ戦」という少し先の未来のビジョンを考慮したものと考えるのが自然だろう。
今この瞬間、敵対する理由は乏しくとも、今カタクリを越えておかないと後悔する可能性が極めて高い。
2年前のルフィが「出す拳の見つからない喧嘩」は買うべきじゃない…と考えていたのは確かだと思う。
でも、今となってはそういう喧嘩も買わないといけないことがある…と判断しているように見て取れるかもしれない!
2年前と2年後のルフィの心境には、このような考え方の変化が起こっているのかもしれないね!わかんないけど!!
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