【ワールドトリガー】空閑遊真の黒トリガー「印」と強さ×キャラ考察！

ワールドトリガーが超面白いから読んだほうが良いよみんな。

と、いうことで、ワールドトリガーの中でもひときわ異彩を放つ主人公のひとり、空閑遊真について考察していきます。

とりあえず1巻から怒涛の勢いで一気に読んだんだけど、空閑はまぁ間違いなく最強クラスの1人に数えられるよね。

空閑遊真（くがゆうま）の強さ

空閑に関しては元々近界民（ネイバー）だったりすることもあって、戦争慣れ、戦闘慣れしているところがかなり大きなポイント。

常にニュートラルな価値観で、自分が負けても熱くならないクレバーな感じはかなり良いですね。

やばい時はやばいから逃げる。といった判断がしっかりしているので、修のように無謀に突っ込んで行ったりしないのは戦闘経験のなせる技なのかも。

空閑の使用するトリガーは基本的に「スコーピオン」。

スコーピオンは軽さがほぼゼロに近くて、弧月に比べて比較的変幻自在の戦闘スタイルが出来るタイプのトリガー。

界境防衛機関ボーダーのアタッカーでも愛用者が非常に多い、近接戦用の武器です。

で、遊真の本当の強さはこっから。

いや、スコーピオンの状態でも充分強いんですけど、空閑は強力すぎる黒トリガーを使用することが出来ます。

普段は使わないけど、黒トリガーを使用すると、相手のトリガーをコピーしてしまう「成長するトリガー」といった感じ。

印の組み合わせ次第で色々な攻撃が出来るのがポイント。

印の種類	呼び方	効果
『弾』	バウンド	色んなものを弾いたり跳ね飛ばしたりすることが出来るトリガー。
『強』	ブースト	印やトリオン体の働きなどを強化する、盾などと重ねられる
『盾』	シールド	攻撃を防ぐバリアを張る
『鎖』	チェイン	トリオンで出来た鎖を飛ばす。捕獲向き。
『錨』	アンカー	触れた相手にズシンと重い重しを打ち込む。これ足にくらってよく足が死んでるキャラがいる。三輪からコピーした。
『射』	ボルト	トリオンや併用した印を射出して攻撃できる。三輪からコピーした。
『響』	エコー	周囲の地形や障害物を把握するレーダー。この印はワールドトリガーの世界観だとかなり有効そう。

ボーダートリガーでもかなりの使い手であるにもかかわらず、黒トリガーも持っている空閑。

さらに「嘘を見抜く」というサイドエフェクトも持っているのが特徴。

迅の「未来予知」とかに比べるとそこまで「凄すぎる能力」というわけじゃないのがリアリティがあって好きです。

空閑遊真に関しては、なんというか強烈な「喪失感」と、ある種の「達観」といった雰囲気を感じてならないんですよ。

一度は目的を失って、近界民の世界に帰ろうとしていたくらいですからね。

その流れが世話焼きの鬼である三雲との接触によって変わった。

一緒にチームを組んでボーダー内でA級になり、遠征をする…という目標を手に入れたわけです。

三雲は超弱い主人公ではあるものの「空閑を動かした」という点においてはやっぱりスゴいところもあるんだなー、といった感じですね。

三雲は無茶でも頑張る、意味がなくてもやる！といった雰囲気であるのに対し、空閑は無茶はやらない、意味ないことはしない…といった性格をしてますしね。

いい意味でこの2人は対比になってるんじゃないですかね。