前回までの展開では、激戦に激戦が続き、全員で神威を止める戦いが続いてきた銀魂。
しかし、ついに589話でその戦いにも一旦の決着が!
神威を止めるのに成功したのは、他でもない神楽だった!さすが!
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第589話「兄妹」ネタバレ感想&考察!
前回までの神威は完全に夜兎の血に飲まれてしまっていて、正気も失っている感じだった。
だからこそ危険だったし、新八も神楽もよく立ち向かっていったって感じだよね。
前回の588話では、神楽と神威の互いの拳が相打ち状態になってたりもするし。
銀魂589話より引用 拳が交じり、相打ちになる2人!
この2人の戦闘は、夜兎の中でも実力者同士って感じでヤバかったね!
とはいえ、神楽の必死の引き止めが、どこか神威の心の奥底に沈んでいる泥のようなものを救い上げたといっても過言じゃないかもしれない。
今回のエピソードでは、これまで純粋に強さだけを追い求めてきた神威が、ようやく自分自身と向き合っていくタイミングに差し掛かったよな印象を受けた。
銀魂589話より引用 神威の瞳に生気が戻る!
上記カットは特にその象徴となるカットだったんじゃないかな?
前回までは“夜兎の血の本能”に支配され、暴走状態で戦っていた神威。
全身ボロボロの状態だけど、生気を取り戻した瞳は戦いの終わりを予感させた。
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出し尽くした力
星海坊主も倒れ、銀さんにもほぼ勝利、神楽や新八が相手では、到底“強さ勝負”では勝てないと見ていた。
星海坊主が戦えない今となってしまったら、神威は単なる最強なのではなく“ぶっちぎりの最強”って感じだと思う。
それを唯一止めることが出来たのは“家族”という繋がりだけだったんだね。
でも、家族という繋がりだけでは不十分だった。
不十分だったから、全話までは相当に暴れまわっていたに違いないと思うんだ。
ただ言葉を尽くすだけで意見が代わるようなレベルの執念だったら、神威はこうはなっていなかったはず。
しかし、今回の戦いで全力を出しきることによって、過去のトラウマとか雑多な感情が吹き飛んだのは間違い無さそう。
最後は死力を尽くして立ち上がるも、神楽の腕の中に崩れ落ちた。
脳裏をよぎる家族の記憶
神威が“家族とは何か”を思い出したかどうかは不明だけど、少なくとも神楽はそれをわかってる。
わかってるからこそ、以下のカットのように優しく神威に微笑むことができたんだと思うんだ。
銀魂589話より引用 倒れた神威に微笑む神楽
長かった神威の戦いにもついに終止符が打たれたわけだね。
これまで神威が背負ってきたものとか、追いかけてきた“最強の称号”とか、そういったものを吹っ切ることは、決して簡単じゃないだろう。
でも、今回の敗戦によって、神威が前に一歩踏み出したのは間違いないと思う!
母の面影を追い、過去に縛られ続けた神威。
彼がいつか“家族”という存在の中で、偽りのない笑顔になれる日を願ってやまない!
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バトワン世界の歩き方を追記!
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