山中いのの父親として登場した山中いのいち。
彼もまた山中一族のきっての実力者として木の葉を支えた忍の一人であるといえるだろう!
今回はそんな山中いのいちについて考察し、バトワンなりに理解を深めていきたい!
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山中いのいちの強さと忍術考察、心を攻める忍術のエキスパート!
山中いのいちの外見は以下のような感じ。
木の葉隠れの上忍であり、山中いのと同様に“心転身の術”や“心乱身の術”といった、相手の精神に介入する忍術を得意としている!
この能力はリスクが高いのと引き換えに、かなり強力な忍術であることが本編であかされているよね!
ナルト秘伝・陣の書より引用 山中いのいちの外見はこんな感じ
いのの時点であれほどまでに強力だったのだから、父親のいのいちの心転身・心乱身の効力は推して知るべしといったところだろうか。
木の葉隠れの里の中でも信頼は厚いらしく、特に情報戦が必要となってくる大規模戦闘を得意としていたようだ。
作戦立案の要となるような情報収集などを任されることが多く、第四次忍界大戦では情報部隊の隊長として任命されるほどの実力を持っていたことでも知られている!
前線で戦う忍達がもてはやされる傾向にあるナルト世界の中、地味だが重要な役割を淡々とこなす辛抱強さ、気持ちの強さを兼ね備えていたし伸びであるといえるだろう!
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後方支援に託された役割…
正直、こういうバトル漫画において“後方支援”の役割を担うキャラクターにはスポットライトが当たりにくいと思う。
いくら情報収集や諜報・謀略・工作に長けていたとしても、やっぱり正面切ってバチバチと殴り合うところに注目が当たりやすいのは自明の理。
ナルト世界においてもこの傾向は存在していて、やっぱり“誰が強いのか?”とか“どの忍術が最強なのか?”といったところに焦点が当たりがちだったりしたと思う。
漫画家さんとしてもやっぱりある程度“読者が求めるもの”を描いていかないと行けない部分があると思うし、忍本来の魅力である“後方支援”とか“諜報活動”を前に押し出しにくい側面はあったかもしれない。
でも、そんな背景がある中で、山中いのいちはあえてそういった“裏方の役割を担う忍”として描かれていたフシがあるよね!
いのいちが情報を集め、シカクが戦略を立てる。
大きな戦になればなるほど、自勢力と敵勢力の力の差を測ったり、相手の次の狙いを見破ったりすることが重要になってくる。
最終的にいのいちは大戦の中で殉職してしまったけど、彼らが命をかけて木の葉にもたらした恩恵は計り知れないはずだ!
そして、ある種の勇気を持ってその立ち位置を設定されたと思われる山中いのいち周辺のエピソード。
このあたりには岸本先生の、作家としての複雑な想いが込められているような気がしないでもない!
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