以前の考察で、紫苑の鯱のゲルドルが何かやらかしそうといった点について掘り下げましたけど、ついに今回の55話で裏切り者の団長が発覚しました。
プロテクト魔法を解除された2人が口にした、白夜の魔眼に協力した団長の名は「ゲルドル・ポイゾット」。
うーん、外見通り、彼が“裏切り者”ということでいいのだろうか。
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第55話「団長と下民の少年」確定ネタバレ&感想!
前回の考察では「ゲルドルが何かやらかしそう」とお伝えしましたけど、この描写をみる限り、もしかしたら“ゲルドルは本当の裏切り者ではない”という可能性が出てきましたね。
ゲルドルはかなり裏切り者を指摘されて焦ってましたけど、実際に指摘された瞬間は「え?オレ?」といった表情。
本当に彼が裏切っていたのであれば、もっと早い段階で行動を起こしていたと思うんだよね。
ブラッククローバー55話より引用 驚きを隠せないゲルドル・ポイゾット!独特!!
完全に慌てふためいているゲルドル。
でも、本当にゲルドルが裏切り者ってことでいいのだろうか?
バトワンとしては少しだけ違和感も残ってるんだよね。
アスタが記憶プロテクト魔法を解除し、マルクスが記憶交信魔法で尋問にかけた。
つまり、“白夜の魔眼の捕虜2人は嘘をついていない”ということになる。
にも関わらず、ポイゾットは裏切りがバレることを先読みすることが出来なかった。
つまり、「白夜の魔眼の捕虜2名は、ゲルドルが裏切り者だと心から思い込んでいる」ということになるよね。
リヒトとかラデスあたりに「紫苑の鯱のゲルドルから情報をもらった・・・」などと吹きこまれていれば、この状況に成り得る気がする。
ブラッククローバー55話より引用 ヤミは意外と冷静だったのが印象的!
上記カットでは、裏切り者と指摘されたゲルドルを微妙に庇うヤミの姿も。
本当にゲルドルが無実ならば、ここでゲルドルは一旦自分から自白しておくべきだったね。
でも、それをせず、場から逃げようとしてしまった。
これも“ゲルドルが裏切り者だから”という解釈は出来るんだけど、別の解釈としては“ゲルドルは白夜の魔眼関係では裏切ってないんだけど、別のことで悪さをしていた”と読み取る事も出来る。
ゲルドルはそれを他の騎士団長や魔法帝に知られたくなかったのかもしれないよね。
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リルの魔法で拘束される
ゲルドルの魔法は“透過魔法”であることが判明。
立場が危うくなりそうだったゲルドルは、透過創生魔法“見えざる軍兵”を使用して、その場から逃げようとします。
これがより一層ゲルドルの立場を危うくしてしまったかもしれないよね。
しかしそこはさすがクローバー王国。
魔法騎士団の団長たちが一気に魔法を構え、ゲルドルを拘束します。
ブラッククローバー55巻より引用 リルの魔法で拘束されるゲルドル…アッサリ!
拘束した一番手はリル。
“絵画魔法 レストリクシオンの出水”を使用して、ゲルドルを拘束してしまいました。
というかリルがやらなかったら、他の団長たちが構えた魔法がゲルドルを襲っていたはず。
全員「ゲルドルを殺す勢いなんじゃないか?」といった勢いで、かなり強烈な魔法を構えていたのが印象的。
さらには魔法帝からこんな発言も。
ブラッククローバー55話より引用 ユリウスは手加減が出来ない?
魔法帝ユリウス・ノヴァクロノ。
知らない魔法が多すぎることでかなり違和感が続いていた魔法帝ですけど、さらには魔法の手加減も出来ないことが判明。
時間魔法の使い手っぽい感じなので、攻撃魔法の力はどうなのかな?と思っていたんだけど、この描写をみる限りかなりのものであることは間違い無さそうだね。
しかし、手加減できないとか言いながらちゃっかり魔法を構えているところを見ると、やはりユリウスも“場合によってはゲルドルを始末しよう”と思っていたんだろうか?
本来魔法帝の立場なら、白夜の魔眼の情報を引き出せるかもしれないゲルドルを始末する…という立場は取りにくいはず。
それを考えると、ユリウスが構えていた魔法は、単なる威圧のためなのかもしれないね。
リルとアスタが仲良くなる
今回絵画魔法を使用したリル(19才)とアスタが仲良くなったのも今回の55話で見逃せないポイント。
リル的には年齢も近いし親しみやすかったのかもね。
ブラッククローバー55話より引用 ゲルドルに詰め寄るユリウス…これからどうなるんだろう?
で、そんなちょっとアットホームなやり取りのあと、ついに魔法帝がゲルドルに詰め寄ります。
単純に行けば56話では、ゲルドルが記憶交信魔法にかけられて真実を話すーといった感じになっていくような気がしますね。
そして、もしこのやり取りに裏があるとすれば…。
リルから目を逸らすな
ストレートにゲルドルが裏切り者…という展開もあると思うんだけど、バトワンとしては「同じくらいリルが怪しい」とも思えてきた55話。
リルは今回ゲルドルを絵画の中にノーダメージで拘束したわけですよね。
もし、上記に述べたとおり、「捕虜の二人がゲルドルが裏切り者であると思い込まされている」という前提ならば、白夜の魔眼としては“ゲルドルに裏切り者の濡れ衣をかぶってもらわないと困る”という立場になるわけで。
と、なってくると、ゲルドルに死んでもらっては困る…といった見方も出来るのかもしれないよね!
そうなると、ゲルドルを大事にしながら裏切り者として拘束した第一人者、リルに白夜の魔眼の息がかかっている可能性もゼロじゃない気がする!
次回の56話、ゲルドルをどのように尋問するのか、また彼が何を話すのか。
来週のブラッククローバーが楽しみ!
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