大技は飛び交ったものの、いまいち本質盛り上がりどころなく終わってしまったゾロvsキング戦。
今回は争点になりえた部分についてバトワンなりに触れていこうと思う。
好みはあると思うけど、個人的はせめてここでぶつかってほしかったな。
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キングの描く夢、ここでゾロとぶつかってほしかった…!
今回のテーマは以下のカット。
ここではキング(アルベル)がカイドウを海賊王にすることに誇りを持っているであろうことが描かれている。
ゾロから斬られたこのタイミングで思い返されたこの日の一幕は、彼が夢半ばであることを示しているといえるだろう。
同時にこの直後、ゾロもまたルフィを海賊王にすると誓ったあの日を回想しており、対比として描かれてることがわかる。
このことから、この2人がぶつかれるテーマとして「どっちがNo2として、船長を海賊王にできるか?」という衝突が起こり得たといえるだろう!
ワンピース1036話より引用 どっちがNo2として、船長を海賊王にできるか?という衝突が起こり得た。
しかし残念ながら、本編でのゾロとキングにおけるそういうやり取りは皆無といっていいほどだったように思う。
「カイドウさんを海賊王にする!」
「海賊王になるのはルフィだ!」
みたいな感じでぶつかり合う場面とか、あってもよかったと思うんだけどなー。
でも本編はキングは“自分の後頭部を引っ張ってギャグ技を繰り出す”とか“生物としてお前はおれに勝てない”とマウントをとったりとか、そういうことを繰り返していた。
ワンピース1032話より引用 トサカをびよーんと引っ張って放し、縮むときの反動で対象を狙い撃ちするんだって
うーん、前話から驚くほどアッサリ決着しちゃったことを踏まえると上記のカット。
個人的にはやはり「そこをクローズアップしちゃったかー」…と、悔やまれる気がするかも。
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ジョイボーイのことがあったから描けなかった?
それか、もしかしたら「ジョイボーイ」のことがあるから描きたくても描けなかった…みたいなのがあるのだろうか?
というのも、キングはルナーリア族ということで歴史的重要種族。
そのうえ以下のカットではジョイボーイについてカイドウとちょっとした会話をしている。
このことから、カイドウとキングは“ジョイボーイ”について何かしらの共通理解を持っているであろうことがわかるところだ。
ワンピース1036話より引用 ジョイボーイについて共通理解を持っている!
何はともあれ、情報量が極めて少なかったキングの人物像が少しだけ補足されたのが今回の1036話。
白髪褐色の超イケメンで、かつルナーリア族という強力な種族。
そのうえで種属的特色を使って相手にマウントをとったり、いろいろな武器を使ってトリッキーな立ち回りを見せる男。
あれこれできる器用さがある反面、実力&性格共にずば抜けた特徴をもたないオールラウンダー的なNo2、キング。
まぁいずれにしてもキャラクター的な性格は最後まで深堀りされずじまいだったので、機会あればプラスアルファで描かれてくると嬉しいね!!
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