2016年はサンジイヤーってことで、ホールケーキアイランド&ジェルマ周辺が盛り上がってるよね!
ここまで“幸せの定義”を考察してきてわかったんだけど、夢にはある共通点があるっぽいんだ。
その共通点とは“歩んでいくことで形を変えていく”ということ。
今回はそういった点を踏まえて、サンジの“幸せの定義”を考察していきたい!
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形を変える夢、サンジの「幸せの定義」を考察してみよう!
サンジの夢は“オールブルーを見つけること”だということが既に確定しているよね。
でも、サンジがオールブルーを夢見初めたのっていつ頃からになるんだろう?
ジェルマにいたころから料理を作るのは好きだったっぽい感じで、ゼフに出会う前から“オールブルー”の存在は知っていたみたい。
ってことは、ジェルマにいた頃からすでに“オールブルー”を夢見る少年だったんだろうか?
でもさ、ジェルマのイジメ問題があったからかもしれないけど、サンジはそこまでオールブルーに執着しているような感じじゃないと思うんだよね。
ワンピース8巻より引用 サンジは自分の夢よりも恩返しを優先した!
少なくともルフィの“海賊王”とか、ゾロの“世界一の大剣豪”よりは漠然とした想いのような気がする。
厳密に言うとルフィはゾロのそれは既に明確に“目標”となっていて、サンジのそれはまだ“夢”の状態。
これからその夢を育て、目標に変えていける可能性がある…って段階だったんじゃないかな?
で、そのことを知っていたからこそ、ゼフたちはサンジを半ば追い出すような形でルフィの船へと導いたんだよね。
夢は育てないと目標になる前に枯れてしまう。
バラティエの面々がこう考えていたかどうかは不明だけど、少なくとも似たような思いはあったと思う。
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サンジの夢はどこにあるんだろう?
で、考察していて思ったんだけど、サンジの夢であるオールブルーの明確な手がかりってまだ見つかってないよね?
他のメンバーは確実に“目標”に向けて歩みを進めている。
ゾロも大剣豪に近づいてきているし、ナミも地図を書いていることだろう。
ロビンだってしっかりポーネグリフを追いかけている。
でも、サンジの夢である“オールブルーへの手がかり”って今のところまだだと思うんだよね。
ワンピース62巻より引用 サンジの夢は実現に近づいていなくても、それが「ある」ということ自体に意味があるんじゃ?
上記のカットではもはや、人魚たちの楽園みたいになってる魚人島を「オールブルーだ!」的な感じでありがたがってたし。
そう考えると、サンジのオールブルーへ向かう夢は、まだ手がかりもない夢のままなのかもしれないね。
いじめられっ子だった自分を守るために作られたアイデンティティ。
もしかしたら、それこそがサンジにとってのオールブルーだったりするのかもしれない!
だからこそ、サンジは夢よりも“ゼフとの絆”を優先することが出来ていたし、ルフィたちとの繋がりを大切にすることが出来たのかもしれないね!
夢は夢でも、叶えなくてもいい夢だってある。
叶わなくてもいいではなく、叶えなくてもいい。
その夢が夢のままであるからこそ、絆や繋がりを大切にしていける…ってこともあると思う!
もしかしたらサンジの“幸せの定義”というのは、オールブルーの夢とは完全に切り離された“人と人との暖かな繋がり”へと変わってきているのかもしれないね!
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バトワン世界の歩き方を追記!
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