いやー、これは痛い。
ついでだから告白するけど、親からの虐待は実はバトワンも経験者なんだ。
その時は灰皿で頭をぶん殴られたり、会話で解決なんてムリっていう絶望的な状況だった。
そんな幼少期を過ごしてきたバトワンにとって、サンジのコレは相当胸を揺さぶるものがあった!
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サンジのイジメ・虐待時代、誰にも届かない叫び。
自分が“出来損ない”という理由でイジメ・虐待を繰り返されていたサンジ。
サンジは“自ら望んで出来損ないに生まれた”わけじゃないんだよね。
選べなかった。仕方なかったんだ。
でも、兄弟に過剰なまでにボッコボコにされても、誰にも助けてもらえない日々が続いていた感じだ。
ワンピース833話より引用 サンジの声は誰にも届かなかった
「誰一人味方がいない」
幼いサンジはそんなことを思っていたんじゃないだろうか?
まだ“サンジのお母さん”は登場していないけど、少なくとも“お母さんは味方”であることを祈りたい!
理不尽に対する子供の感情
子供は色々な意味で理不尽を感じて生きている。
バトワンもそうだったけど、ヴィンスモーク・ジャッジは子供に理不尽を与える典型的な暴力親父って感じなんじゃないかな?
サンジは口は悪くとも、ちゃんと正面から話しあおうとした。
だからちゃんとケリを付けるために戻ってきたんだ。
しかし、ヴィンスモーク・ジャッジの返答は「男は拳で語るものだ」という横暴ぶり。
これは正直、バトワンは相当イラっときた。
かつてバトワンに対して暴力祭りを繰り返していたウチの親父にそっくりだったからだ!
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大人が相手なのに「正論が通じない」という矛盾
普通に考えて、現時点でのジャッジの言い分はめちゃくちゃだと思う。
ジャッジの「男は拳で語るものだ」っていう台詞には、間接的に「暴力で勝てばどんな理不尽・横暴も正当化される」っていうメッセージが込められていると思うんだよね。
子供の目からみたら、大人の身体はめちゃくちゃデカく見えるわけだし、力でなんて勝てっこない。
しかも親父は武器(ジャッジは槍、バトワンの父親は灰皿などの鈍器)を使って襲いかかってくるんだ。
- 暴力で勝ったほうが正義
- 子供は大人に勝てっこない
この2つの連立方程式を説いた時の端的な答えは「子供に発言権はない。大人の言いなりになってろ!」というもの。
これは正直キッツいよね。
バトワンを読みに来てくれてる中にも同じような目に遭ったことのある人とかもいるかもしれない。
そういう人は、サンジの過去を読むことで、ジャッジに対してムナクソ悪くなったんじゃないかな?
子供の「暴力じゃ勝てないんだから、話し合いをしようよ」といった、正論中の正論はジャッジには通用しないんだろう。
少なくとも現時点でのジャッジからはそのような印象しか受けない!
ここ最近ではテレビとかでも虐待系とかの話出てたりするしさ、ジャッジみたいな大人にだけは絶対になりたくないものだね!
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バトワン世界の歩き方を追記!
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