ワンピース世界に多くの“一般市民”が登場する。
ある時はとても暖かく、またある時はとても残忍で悪魔のような。
今回は彼らについてバトワンなりに考察し、ちょっとでも理解を深めていきたいと思うよ!
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一般市民・人々ってそもそも何だろう?個の集団&集団心理について!
人とはそもそも何か?
一般市民を理解することは、こういう根源的な問いに繋がってくるものだと思う。
まずは以下のカットから確認していきたい!
ワンピース80巻より引用 ルフィたちを送り出す温かいドレスローザの人々!
ドフラミンゴ政権から開放してくれた麦わらの一味を送り出してくれる多くの人々。
彼らはとても恩義に厚く、温かい性格をしているように感じるよね!
実際に上記カットに描かれている人々はとても優しく、良心的な面を多く持っていると思うんだ。
でも、そんなドレスローザ国民が少し昔に行ったことは以下のコレ。
ワンピース76巻より引用 復讐の火が灯ると激しい行動に出るケースも…!
この出来事はドレスローザの歴史においてかなりの衝撃だったと思う。
1枚目カットに描かれた良心的な人々や、あるいはその親の世代に「この場にいた人物」がいるとは、ちょっと想像し難いほどの対比だよね…。
天竜人に対する恨みが大きかったのは事実だけど、それが上記のような復讐を正当化する理由になるのか?的な思いもよぎる場面。
また反面、彼らドレスローザの国民達にとっても「天竜人へ復讐した記憶」というのは記憶として残っているはず。
一般的な市民として、こんなことをする経験は普通ないと思うから、それはそれで「墓場まで連れて行くべき黒い記憶」として、彼ら自身の心の中に黒いシミのように残っているような気もする…。
きっと“個人の判断”だったらここまでのことはしなかったんだろうなぁ…。
どこかで歯車が狂ってしまって“集団心理”に煽られるように、エスカレートしてしまったように思えるかも。
…それでも事実は事実だけど…。
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人々について思うこと!(後半)
後半ではまた少し違った角度から。
まずは以下のカット。ここはコアラの出身地であるとされるフールシャウト島だ。
この市民の中に、幼きコアラを送り届けてくれたフィッシャー・タイガーを世界政府に売った人物がいるっぽい…。
ワンピース63巻より引用 フィッシャー・タイガーを売ったのは誰だ?
人間と魚人の間の壁は大きく、今もまだ差別問題は解消されていない。
人々としては、見知らぬ魚人達が恐ろしくて仕方なかったのかもしれないね…。
また、ここ最近のベロ・ベティの記事で思ったけど、フィッシャー・タイガーにも懸賞金はかかっていたと思う。
◯【ワンピース】革命軍の活動の縮図について&賞金首の身柄を渡すデリケートな表現のこと!
もしかしたらだけど、フィッシャー・タイガーの懸賞金を目当てに…って流れもあるかもしれないよね、これ。
このあと彼らは海軍からどのような待遇を受けたんだろうか?
仮に懸賞金や謝礼金が海軍から貰えなかったとしたら、通報した人物は「チッ!」と舌打ちをしたかもしれないね…。
で、ラストはWCI編における以下のカット。
ワンピース835話より引用 魂を捧げるために自ら列をなす人々!
ビッグマムの化身に対し、魂を捧げるために自ら列をなす人々。
結局彼らはどういう意図で列をなしていたんだろうね?
この謎は結局明かされずじまいだったけど、自分の寿命を捧げてまでこの国に残りたいと“自発的に思う”ように仕向けられていたことは間違いないと、今でもバトワンは思ってたりする。
もしかしたら「みんなそうしてるから」みたいな意識もあったりなかったりするのかもしれない…。
半ば満足げ魂を捧げていた、若き女性の横顔が脳裏をよぎる。
全体をながめて思うこと!
こうやって全体を眺めていると「本当に色々な人がいるなぁ…」と感じる。
当然こんなこと頭からわかりきっていることなんだけど、それより一段深い部分で。
人間の持つ多面性にも色々思うところがあるし、それにブーストをかけるような集団心理の働きも考えさせられるものがあるよね。
原作ではちょうどコブコブの実とかが登場してきたタイミングだけど、今後はこういう“集団心理についての表現”もさらに増えてきそうな予感がする。
今後の考察は人を観察する時、その行動が“個”の判断に基づくものなのか、あるいは“集団”の意思の流れに紐づくものなのかを、より丁寧に見極めていきたいと思いました!!
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