状況にもよると思うんだけど、出来る人にとっては他人の頑張りを「頑張ってその程度?」なんて感じるケースがあると思う。
対して、出来ない人にとってはその頑張りが精一杯で、なんなら全力でヒィヒィ言いながら振り絞りまくってたりしてることも少なくないんだ。
自分というフィルターはとても厄介で、物事を歪めて映すもの。
なので何かを推し量りたい時は、その“歪み”を考慮して考えていかなくてはいけない…。
以下、Twitterのフォロワーさんから教えてもらった、プリンの「せめてもの抵抗」について触れていきたいと思うよ!
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儚すぎるプリンの抵抗、人それぞれの「頑張り度」について!
最近はTwitterのフォロワーさんと色々と話す機会が増えてきたんだけど、そんな中から生まれるヒントも数多くある。
たとえば今回のテーマもそうで、これまでしてきた「プリンからサンジへの口づけ」に対する考察とは、また少し違った角度からスポットライトを当てた感じだね!
自分の視点はあくまで「自分というフィルター」を通してしまっているので、こうやって誰かの意見を聞きながら結論を探っていくと、多角的に掘り下げられる気がして斬新な気分になる!
今回の視点は「プリンはこれまで読者が考えていたよりもずっと弱気な少女だったんじゃないか?」という観点から導き出された考え方。
悪プリンのほうはかなりオラオラしているけど、純粋プリンは言いたいこともあんまり言えない内気な性格…って感じだよね!
ワンピース902話より引用 プリンにとってのせめてもの抵抗が「選んだ人を愛すること」だったりして…?
過去回想でもそうだったけど、実際にプリンは「ママのいうことならなんでも従う操り人形」になっていた感じ。
最後の最後、サンジを見送ることもなく走り去った彼女の背中。
プリンがサンジと交わした“一瞬の口づけ”は、当然サンジを愛する感情からきたものだと思う。
しかし、Twitterで教えてもらった内容を引用するならば、これは「ビッグマムに支配された自らの運命に対する“せめてもの抵抗の意思表示”だったんじゃないか?」とのこと。
なるほど、一理あるよね!
自分の意思で自分で決めて(これは彼女がビッグマムの意思に沿わないことを示す)、愛する人を選んだ記憶。
これはビッグマムのお人形であり続けたプリンにとっての、小さな小さな抵抗だったりするのかもしれない!
他から見たら大したことのないようなことが、彼女にとっては精一杯の一大事。
そういう視点で観察していくと、これまで見えなかったものが少しづつ浮かび上がってくるような気がしたかも!
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プリンの過去とサンジの口づけが結び付けられるのなら…?
もし今回教えてもらったように、お人形扱いされていたプリンの過去と、サンジとの口づけが結び付けられるのなら、そこから何を汲み取るのが正解なんだろうか。
この仮定に基づくと、プリンは「誰かを愛する権利」という現代ではごくごく当たり前のことを成し遂げるために、一大決心をした…ということになってきそうな気がする!
しかしながら、だとすればなんとか細く、儚い抵抗なんだろうか!!
そして、このことを前提にすれば、以下のカットも重みが増して感じられてくるね…!
ワンピース848話より引用 重みが増して感じられてくるワンシーン!
ビッグマムの娘にとって「愛する人を選ぶこと」とはどういうことか。
プリンが全身全霊を持ってして遂行したせめてもの抵抗に対し、ローラはもっとダイナミックに自分の意志を貫き通した。
このことをプリンはこれまでずっと考え続けてきたのかもしれない。
もしかしたら上記の「……。」は、特に深い意味はなくとも「ローラ姉さんって凄いなぁ…」くらいの、ボンヤリとした思考の流れだったりするのかもね!
とにもかくにも、今のプリンはどっちみち心労が溜まりかなりグッタリしてしまっているはず。
彼女にとって彗星のように現れて、瞬くうちに消えていった黒足のプリンスとのわずかな記憶。
いい夢なのか悪い夢なのかはこれから訪れる未来が決めるものとして、プリンには一度ゆっくり休む時間を持ってほしいと思う…!
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バトワン世界の歩き方を追記!
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