超・超極論になっちゃうかもしれないんだけど、もしかしたらこの世には“正義も悪も存在しない”のかもしれない!
いやー、ここ最近のジェルマ周りでは本当に考えさせられることばかりで。
人々の“嫌い”っていう感情を一身に集めている顎(ジャッジ)とか、イジメ問題とかそのあたりを見ていると、正義とか悪っていうのがそもそも幻想なのかな?なんて思えてきてしまう!
正義とか悪、あるいは好きとか嫌いっていうのはあくまで“感覚の話”で、実際はもっと違うところで世界は回ってるんじゃないのかな?
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正義vs悪って構図がそもそもの間違いかもって話。
何が正義で何が悪なのかもそうだし、好きとか嫌いっていうのもそうなんだけど、よくよく考えてみたらこれらって“概念にすぎないもの”だよね。
これらに明確な線引きは存在しないし、何か1つの出来事で簡単にひっくり返ってしまう。
例えば実際に黒ひげも「くだらねェ」と一刀両断しているんだ!
ワンピース56巻より引用 黒ひげは“正義も悪も答えはない”と考えている!
正義も悪も答えはない。
ならば、黒ひげだって“悪”っていう自覚がないってことになる。
いや、あるいはそもそも善悪の感覚の捉え方が常人と違う…って感じかも?
ともかく、黒ひげがこの時点で“善悪を超越したところ”を見ていることは間違いないと思う。
で、以下のドフラミンゴの発言を見る限り、多分その通りなんだろう。
ワンピース57巻より引用 価値観の違いを指摘するドフラミンゴ!
戦争を知らない子供と、平和を知らない子供の価値観は違う。
そして、このあとドフラミンゴは「勝ったほうが正義だ」と断言しているんだ!
価値観も善悪も好き嫌いもすべて人それぞれ違う“概念”にすぎない。
答えがないってことはある意味“人それぞれの答えがある”ってことでもあるんだけど、それは同時に“基準の役割を果たさない”ってことにもなるんだ。
つまり、世界を動かしているのは価値観ではなく、もっと実質的なものなんじゃないだろうか!
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浮き彫りになる「暴力支配」の構図!
文章を書き起こしながら思いを整理しているからイマイチ適切な言葉が見つからないけど…。
でも、今の時点では世界を動かしているのは“暴力支配の構図”ってことは間違いないと思う!
暴力に関しては色々なものがあるわけだけど、以下のような感じかな?
- 軍事力…武力の優劣とか有無とか
- 洗脳力…情善を悪と思い込ませたり、悪を善と思い込ませたりする力
- 情報力…弱点を調べ上げたり、脅迫する要素を集めたりする力
パッと思いつくのはこれくらいだけど、他にも何かあるかもしれないね!
そして、この力を最も強く持っている人物・組織が“正義を名乗ってる”だけなんじゃないだろうか!
きっと誰が正義を名乗っても、その対極にいる人間は悪になってしまうんだろう。
それは別に天竜人に限ったことではないのかもしれないね!
ロジャーの言葉の真意とは?
で、これらの前提を踏まえると、以下のロジャーの言葉が一層意味深になってくる!
ロジャーの「世界をひっくり返す」とは、どういう意味なんだろうね?
ワンピース61巻より引用 世界をひっくり返すとは?
このページの考察内容を踏まえると、この言葉の意味は2パターン考えられそう。
- 世界の“正義の立場”と“悪の立場”をひっくり返すパターン
- “力を持ったものが正義”という概念自体をひっくり返すパターン
おぉ、そう考えると“力を持ったものこそが正義”という価値観の対極にあるものが“ひとつなぎの大秘宝ってことになるのかな?
うーん、見えそうで見えないような気もするけど、なんだかボンヤリ見えてきたものがあるような気がする!
正義と悪の構図を掘り下げていくことは、本作品の最大のテーマのひとつである“ひとつなぎの大秘宝”に辿り着くルートのひとつなのかもしれない!
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バトワン世界の歩き方を追記!
バトル考察で盛り上がろう!