水の個性を持ったヒーロー、ウォーターホース。
“とあるヴィラン”から市民を守るために立ち回り、殉職してしまった。
物語の中では彼ら2人に対して強烈なスポットライトは当てられなかったけど、それはそれで良かったと思う!
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ウォーターホースの強さと個性…あるいは死亡の理由。
林間合宿の際にデクが出会った少年、洸太くん。
彼の両親こそが、水の個性を持つヒーロー“ウォーターホース”だったんだよね。
当然その個性は洸太くんにもちゃんと受け継がれては、いた。
僕のヒーローアカデミア9巻より引用 ウォーターホースの外見表現はこんな感じだった!
夫婦で活動していた2人のヒーロー、ウォーターホース。
彼らの物語が“語られなくて良かった”とバトワンが思うのは、堀越先生の感情描写能力の高さに起因してる。
もし、堀越先生が彼ら2人の死に際を描いてしまったとしたら、多分多くの読者のトラウマになってしまったと思うんだ。
「ははは!楽しいぜ!ほらもっとデカい音出せよ!!次は大腿骨とアキレス腱どっちが良い?よーし両方ってことでいいよな?な?いくぜ、オラ!!」
くらいの描写をブチ込んでくる可能性があると思うんだよね。
正直、手も足も出ないヒーローに対してこういった対応をしているマスキュラーを見るのは相当に精神に爪痕が残ると思う!
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マスキュラーのぶっ飛んだ論理
堀越先生の描くヴィランに関しては、人間のクレイジーな部分を底の底まで覗き込んで表現されているような気がする。
芸術家っていうのは“恐怖”というフレーズを使わずに恐怖を表現するわけでさ。
堀越先生にはそういうところがあると思うんだよね!
そして、それがしっかりと描写されているのが以下のカット。
僕のヒーローアカデミア9巻より引用 マスキュラーの理論がぶっ飛んでる!怖い!!
「やりたいことを互いにやって、その結果だから仕方ない。」
マスキュラーの言っていることは、どこかで“正論として”聞いたことがあるようなフレーズだ。
しかし、この場面でこの正論は普通に通用しないわけだよね。
マスキュラーが賢いとか賢くないとかの次元じゃなくて、論理展開能力が“屈折してる”って感じだと思うんだ。
この歪みこそが、ヴィランという存在に異質な重苦しさと底知れぬ恐怖を帯びさせているって感じがする。
こんな相手に立ち向かうなんて、よほどの胆力と覚悟がないと出来ないこと。
にも関わらず、覚悟を決めて立ち向かったウォーターホースの勇気は、ガチで称賛に値するものなんじゃないかな!
洸太くんにとっては辛い出来事だったと思うけど、彼らはきっと胸を張って誇れるヒーローなんだと思う!
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バトワン世界の歩き方を追記!
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