いまにも悪魔落ちしそうで怖い雪男。
今回は彼の自殺未遂問題についてバトワンなりに考察し、理解を深めていきたいと思うよ!
才能溢れるエクソシストだけど、思いつめるような描写が本当に多くてハラハラさせられる…!
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雪男の自殺未遂とサタンの片鱗、悪魔落ちしそうで怖い!
シナリオが後半に差し掛かるにつれ、少しづつ情緒が崩壊気味になってきている雪男。
その心が最も弱っていた場面が以下のシーンだと思う。
20巻にてしえみにとった対応はかなりのもので(本人もこんなことするつもりはなかったはず)、相当に心が乱れていたことの表れだといえるだろう。
しえみを押し倒して怒鳴りつける雪男…日頃が温厚なだけあって怖い…!
青の祓魔師20巻より引用 しえみを押し倒して怒鳴りつける雪男!
しえみは雪男のことをめっちゃ心配してくれていた。
雪男としてもそんなことは百も承知だったと思う。でもそうせざるをえなかった…って感じなんだろうね。
もともと「内に物を溜めこみ易いタイプ」でもあるから、しえみとのやりとりの中で溜まっていたものが変な形で噴出してしまったのかも…。
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目から炎が噴出する雪男!
前半のやり取りを経て、雪男は「自殺」を計ることになった。
客観的に見て雪男は考えすぎだと思うし、そんなに思いつめるようなことだらけではなかったように思う。
でも、そういう“他人から見て些細なことのように見えること”を溜め込んでしまうのが雪男なんだよね…。
そして、しえみに対してもあのような態度を取ってしまった。
自殺はサタンによって阻まれてしまい、目からは青い炎が噴出。
これまでサタンの影響はまったくといっていいほど出てなかった雪男だけど、ついにその片鱗が見え始めた感じだよね。
青の祓魔師20巻より引用 目から炎が噴出する!
燐の強さとは別の強さに覚醒したかのように見える雪男。
さて、これから雪男はどのような道を歩んでいくことになるんだろうね?
このまま“悪魔落ち”してしまうのも怖いところだし、しえみに腹の底をブチまけたことがプラスに働く可能性もゼロではないのかも…。
いずれにせよ雪男はこのままいっても幸せになれる未来が少なそうな気がするので、しっかりと心に溜まった膿(うみ)のようなものを吐き出す必要があると思う。
色々なことを“考え過ぎてしまう”雪男の性格は、慎重さや冷静さに繋がる良い部分でもあるんだけど、悪い面ばかりが肥大してしまっているかのような現状。
そういった意味では、一度は悪魔落ちして負の面をすべてぶちまけ、そこから燐に引き戻してもらう…みたいな展開もひとつのルートとして考えられる気がするかもしれないね!
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