【鬼滅の刃】沼鬼(ぬまおに)の強さと血鬼術考察、三身一体で行動する鬼!

一本角・二本角・三本角の三身一体で行動する鬼として登場した沼鬼。

コイツに関しては、以前に描かれた手鬼と比較しても相当にエグい描写が多かったと思う!

戦闘能力がどうこう…とか、そういた問題じゃないような気がするタイプだ!

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沼鬼(ぬまおに)の強さと血鬼術考察、三身一体で行動する鬼!

沼鬼(ぬまおに)の外見は以下のような感じ。

彼は十六歳になったばかりの娘を好んで食い殺すという、極めて鬼らしくも残忍な性質を持つ鬼だ。

また、そればかりか殺した娘たちが身に着けていたかんざしや髪飾りを収集するコレクター的な一面もあったりする点でエゲツない!


鬼滅の刃2巻より引用 沼鬼(ぬまおに)の外見はこんな感じ!

この“沼鬼”は、まさに“理不尽を絵に書いたような敵”だったといえるんじゃないかな?

ある日突然恋人が攫われ、翌々日に出会った鬼にこのような言葉を放たれた。

これを理不尽と呼ばずして何と呼ぶ!といった感じすら受けてしまう!

炭治郎も苛酷な過去を背負っていたから炭治郎も「鬼とはそういうもの」といった感じで即座に飲み込めたようだけど、もし何も知らなかったら、とてつもない無力感に苛まれていたんじゃないだろうか!

沼鬼の理不尽、怖い!!

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何の情報も得られないというリアリティ!

現代漫画はリアリティが大事!とはずっと指摘していること。

これは言い換えると“ある種の説得力”だといえるんじゃないだろうか!

説得力が無いご都合展開だと、読者が一気に冷めてまうことがあると思うし、こういう生々しさはある意味大切だよね!

以下のカットも、そういう説得力がある一場面だといえると思う!


鬼滅の刃2巻より引用 説得力がある一場面!

確かに、トントン拍子で情報が得られたりして、徐々に内容が明らかにされていく…というのも、漫画らしい展開。

むしろこれまではそういった展開“こそ”が高く評価されてきていると思う。

しかし現代の漫画読者は、こういった“頑張ったのに何も得られなかった”的な生々しさを求める傾向があるみたいだ!

こういう傾向があるからこそ、現代の漫画は下手なTVドラマとかよりも遥かにリアリティが溢れているケースがあったりするわけだね!

今回の“沼鬼の一件”に関してもそうだけど、こういった“苛酷で生々しい現実”を前に、主人公がどう振る舞っていくのか。

もしかしたら現代の漫画ファンは、理不尽に苦しむ主人公に感情移入することで、現代社会の理不尽から抜け出す糸口を探しているのかもしれないね!!

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