九ツ星神器として登場した花鳥風月(セイクー)。
今回はこの神器についてバトワンなりに考察し、理解を深めていきたいと思う!
空を飛ぶ・変身する・動物と話す…の3つは人類共通の夢…なんていうけどこの花鳥風月(セイクー)はまさにそれを体現した技だと思う!
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九ツ星神器・花鳥風月(セイクー)考察、飛行する翼の神器!
花鳥風月(セイクー)を使用する植木は以下のような感じ!
まさに天使か鳥人間のように翼を生やし、空を滑空している感じだ!
どんどん人間離れしていく植木だけど、こういう表現が通用するのもまた“うえきの法則”の世界観ならではのものなんだろうね!
うえきの法則16巻より引用 九ツ星神器・花鳥風月(セイクー)を使用する植木はこんな感じ!
ちなみにこの花鳥風月(セイクー)は、電光石火よりもコントロールが簡単なんだそう。
花鳥風月は植木の意思で自在に動くことから、神器の能力をアップしても制御が可能だったようだ!
複数の翼をはためかせ滑空することが出来るなんて、なんとなくだけど“昭和っぽい雰囲気”があるアイデアかもしれないね!
使い古されたアイデアではあるものの、実際にうえきワールドで表現されてみると違和感なし!さすが!!
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空を飛ぶことと、リアリティの境界線について!
空を飛ぶこととリアリティの境界線。
これに関しては、多くの漫画で挑戦と失敗が繰り返されてきた部分だと思う。
バトワンとしても色々なバトル漫画を考察してきたけど、この“飛行”という概念に関しては、一歩間違えると一気にウソ臭くなってしまうんだよね。
で、ウソ臭くなってしまうと信憑性がなくなり感情移入がしにくくなる。
このループに入ってしまう傾向にあるから、極めてデリケートな表現ではあると思うんだ。
しかし、うえきの法則ではなぜ、こんな表現がキレイに成立しているのか?
これは、この作品が“基本的にギャグ中心のバトル漫画だから”ということに尽きるだろう!
シリアスを追求するシナリオでこんな使い古されたアイデアを使い回してしまったら、その時点で一気に読者から総スカンを食らってしまうはず。
漫画に“シリアスな面白さ”を求める読者層に対し、突然にウソくさい設定を突きつけてしまったら、そりゃファン離れも起こってしまうというものだ!
例えば日本を代表するバトル漫画であるワンピースの主人公、モンキー・D・ルフィの背中に鳥の翼が生えて自由に空を飛び回ってしまったらどうなるだろうか?
半分は「夢があってイイね!」と受け入れてくれるだろうけど、もう半分の「シリアス&論理的な面白さを求めていた層」は、一気に背中をむけてしまうんじゃないかな?
デリケートだから扱いにくく、扱いにくいからこそ使いこなせたらカッコいい“背中の翼”という古典的アイデア。
うえきの法則はうまくこのデメリットを克服した、数少ない漫画のひとつだといえると思う!
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バトワン世界の歩き方を追記!
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