【たけし】脳たけしの強さと人物像考察、たけしの中に潜む純粋な存在!

たけしの脳内の最深部に住まう純粋な存在、脳たけし。

今回は彼について考察し、バトワンなりに理解を深めていければと思うよ!

最初は“たけしがリーだら病にかかった原因”だと思われてたんだけど…?

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脳たけしの強さと人物像考察、たけしの中に潜む純粋な存在!

脳たけしの外見は以下のような感じ。

たけしの最も“深い部分”に住むということだけあって、純粋な赤ん坊として描かれている!

確かに赤ん坊といえば純粋な存在だし…この辺りは納得の展開といったところか!

というかこの“リーだら病編”は全体的に構想が秀逸だよなぁ…!!


世紀末リーダー伝たけし20巻より引用 脳たけしの外見はこんな感じ!

当初は“脳たけし”がリーだら病の原因だと思われていた。

しかし、ゴン蔵の「オレのことをどう思ってる?」という問いに対し「元チェキッ娘」という圧倒的なまでに“リーダー的(というかたけしらしい)答え”をしたんだ。

これによってゴン蔵は「脳たけしは病気じゃない!」と判断し、他に原因があると考えるに至る!!

このやり取りがなかったら、彼らが脊髄たけしの元にまで到達することは出来なかったかもしれないね!

大ボスが脳たけし…と思わせておいて、実は黒幕は“脊髄たけし”といううまい誘導。

こういう技術があるから、たけしワールドは本当に面白い!!

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リーだら病とはなんぞや?って話!

たけしの婆ちゃんいわく、リーラだら病とは“善深き故の業の苛立ち”なんだという。

それはつまり平たく言うと“リーダーらしくいなくちゃいけない”という責任感からくるストレスみたいなものらしい。

犯罪者が道端にツバを吐き捨てても誰も何も思わないのに、リーダーが吐き捨てると幻滅してしまう。

自分は常に正しく、リーダー的でなくてはならない。

その思いが強すぎることによって起こるのが“リーだら病”なんだね!

これは現代社会に生きる人だったら誰だって感じたことがある類のストレスかもしれない!

脊髄たけしを説得することに成功!

で、この脊髄たけしを撃破するためにたけしの婆ちゃんが行ったのが父・ヒロシの降霊なわけだね!

描写と流れを見ている感じだと、ヒロシの霊を通して脳たけしにメッセージが通り、脳たけしが脊髄たけしを説得した…って感じだろうか!

いや、あの流れを見る限り“説得した”というよりは“許した”と受け止めるほうが近いかもしれないね!

「ダメでもいいんだよ、頑張っていこう」的な感じの間接的メッセージ。

これによって自分の業を許すことが出来た脊髄たけしは、無事にその苛立ちを収めるに至ったんだ。

屈強のリーダー達(馬場・月彦・ゴン蔵)が束になってかかっても敵わなかった相手を“許す”ことで懐柔してみせた脳たけし。

これはそれこそ、純粋な赤子のような存在だからこそ出来たことなのかもしれないね!

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