【もののけ姫】シシ神(ディダラボッチ)についての考察、生と死を司る自然神!

もののけ姫の世界観で最も“絶対的な”っぽい感じのシシ神。

今回はそんなシシ神について考察し、バトワンなりに理解を深めていきたい!

この神様はモロの君や乙事主とくらべてもちょっと“格が違う”って印象を受てしまう!!

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シシ神(ディダラボッチ)についての考察、生と死を司る自然神!

シシ神の外見は以下の様な感じ。

神秘的な鹿のような外見がメインであり、無数に枝分かれした大きな角を持っていのが大きな特徴だ。

表情は動物というよりは人間的であり、このあたりからも他の“神々との違い”を感じてしまうところ!

もし本当の神様がシシ神ということならば、モロや乙事主は“神々の使い”とでもいったところだろうか!


もののけ姫より引用 シシ神の外見表現はこんな感じだった!

シシ神は生と死を司る能力を持っており、相手の生命を吸い取ったり、傷などを癒やしたりすることが出来る。

さらに、タタリ神の呪いを押さえ込んだり、地上を歩くことで一歩ごとに草を茂らせたり、枯れさせたり…といった、普通では“ありえないこと”を、まるで“呼吸をするようにナチュラルに”やってのけてしまうこともできるんだ。

シシ神は確実に、もののけ姫の世界の中で“最も重要な神様”という解釈をして間違いないと思う!

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ダイダラボッチになるシシ神!

また、シシ神は作中においてデイダラボッチと呼ばれる巨大な姿に変身した。

通常モード(?)と比較して、数倍の大きさを持ち、人間のような手足を持つのがこの状態の特徴だ。

明らかに異質・明らかに特別な力を持っているシシ神だったけど、ここまで来るともはや“人間が介入できる領域”を遥かに越えてしまっている感じだよね。

人の形に宇宙を閉じ込めたような雰囲気が神秘的でただただ美しい!


もののけ姫より引用 デイダラボッチ化したシシ神、神秘的…!!

原作ではこのシシ神の力を巡っての戦いが起こってしまったわけだけど、もはやこの描写を見ればその戦いが無意味であることは一目瞭然。

普通に考えてこのような理不尽で不可解、かつ絶対的な存在をコントロールすることは出来ないし、それが人知を越えてしまっていることは明白だ。

さらに、獣神からしても対話が成立しないとのことなので、その御心に触れることすら不可能に近いだろう。

人類は色々な“神様のイメージ”を持ってきたけど、それらは場合によっては人間に都合良いように作り上げられた空想物語だったりもする。

もし神様が実在するのであれば、それは人知を越えた“シシ神様”みたいな存在だったりするのかもしれない…なんて考えさせられてしまうところだ!

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