前回のエピソードでは、対局前段階のそれぞれの因縁について語られました。
そして今回の27話ではついに、決勝の戦いが開幕します。
信歩と部長の戦い、そして蒼馬と竜胆の因縁。
今回のものの歩27話もなかなか白熱した展開です。
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第27話“非常識な将棋”確定ネタバレ感想&考察!
今回の27話では、トイレで挑発合戦を行った部長の名前が仙國であることが判明。
ものの歩27話より引用 例の部長の名前がついに判明した!
プロを目指す信歩に対してここまで迫るということは、奨励会員とかプロに対して相当なトラウマがあったのかも。
過去の仙國が見た、壁とかトラウマエピソードに関しても、これから語られてくるかもしれませんね。
で、矢倉一辺倒の信歩に対して、仙國が採用した戦法はなんと、振り飛車穴熊。
ものの歩27話より引用 振り飛車穴熊がガチガチで固い!
穴熊に対しては“組ませる前に倒す”というのが基本原則なわけなんだけど、組ませちゃいましたね、信歩。
ここまでガッチガチに固められてしまうと、居飛車側の信歩は苦しいはずです。
矢倉で振り飛車穴熊を崩すなら、地下鉄飛車に展開するくらいしかやれることが無いような気がしますけど、それでも振り穴の捌きのほうが素早いような気がしますね。
矢倉を相手に振り穴を使用する経験に慣れている人は少ないと思うので、経験の差を活かしきれれば信歩にもチャンスが有るかもしれませんが…。
とはいえそれでもガチガチすぎて、ちょっと信歩側を持って指す気がしませんね。
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蒼馬と竜胆の因縁
物語後半では蒼馬と竜胆の因縁も語られます。
竜胆と遊ぶためにわざわざ将棋覚えてきたんだね、蒼馬。
ものの歩27話より引用 竜胆と将棋を指すために覚えてきた蒼馬!
この出会いからスタートして、一緒に色々将棋を指してきたんだね、この2人。
だんだん打ち解けてきて、信頼関係が作られているところがいい感じに描写されていました。
中学は多分一緒って感だったんだろうけど、高校は別々。
離れてしまった2人を将棋が再び結びつけた…って感じですね。
自分の将棋を貫く信歩
蒼馬と竜胆の将棋は横歩取り模様でハイレベルな将棋。
それぞれの想いを胸に、駒を進めていきます。
対して信歩は序盤から既に絶体絶命。
矢倉20000局指して対策をした…という感じだったはずですけど、“掘れば掘るほど答えは明確になっていく 今の自分に勝ち目はない”と、絶望を前に崩れます。
棋力が互角でも今の状況は既に信歩の作戦負け。
指せば指すほど負けが近づいてくる状況です。
その上今回戦う相手は遥かに実力が上の相手ですからね、ここからの逆転はさすがに難しいような気がします。
ものの歩27話より引用 壁を砕こうとする信歩!頑張れー!!
穴熊という壁を必死に叩き、ヒビを入れようとする信歩。
一見壁にヒビが入っているように見えますけど、次回はどうなるんでしょうかね。
信歩得意の終盤力でひっくり返せるようであればいいんですけど、穴熊の壁は実際の壁と違って“修復する壁”だったりしますからね。
頑張って金銀を剥がしても剥がしても、何回でも壁が修復される。
一撃で食い込んで中の王将を仕留めないと、さらに鉄壁になってしまうところがあります。
これを打開してしまったとしたら将棋マンガとしては少しリアリティが薄くなってしまうかもしれませんけど、信歩ならやってくれるような気もする。
次回の28話の展開が楽しみですね!
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