純粋無垢で素朴なイメージのあるキャラクター「おしんこちゃん」。
彼女はアンパンマンキャラクターの中でも数少ない「バイキンマンの天敵」であると考えられます。
今回はバトワンの視点から、おしんこちゃんとバイキンマンの関係を掘り下げていこうと思います。
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悪意に対して善意で対抗しようとするおしんこちゃん
おしんこちゃんとバイキンマンの因縁、エピソードを調べてみると、やはりバイキンマンはおしんこちゃんを苦手にしていることは間違いないようです。
お茶漬けサクサクさんにバイキンマンが変装し、おしんこちゃんからおしんこを奪おうとするも、おしんこちゃんからは「働き者」と勘違いされてしまい、奪うどころか食事を振る舞ってもらえることに。
そして、最後には風呂にも入れてもらって、最終的には「きゅうり漬け1本」しか持って帰れないという始末。
本来のバイキンマンの略奪の雰囲気を考え合わせると、この「きゅうり漬け1本」というのはあまりに寂しい戦果です。
バイキンマンが「奪う」という行動を取ろうとするのに対し「奪われないように守る」と対応するのが普通の心理。
しかし「奪う」に対して「与える」という行動を天然ながら達成してしまったおしんこちゃんは、まさに平和主義の権化かもしれません。
そういった意味では、バイキンマンにとって接しにくい相手…って感じかもしれませんね!
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アンパンマンとおしんこちゃんを比較してみる
さて、「奪う」に対して「与える」という行動をとるおしんこちゃんと、「奪う」に対して「守り、懲らしめる」という行動を取るアンパンマン。
これはやなせ先生がアンパンマンを生み出した原因となる「戦争」が関連しているのかな、と思います。
平和的に見れば、正しさはおしんこちゃんのほうにあり、争いを生まない行動をとったおしんこちゃんは賞賛に値するところかもしれません。
しかしこれはバイキンマンが「いい人」であるから通用したこと。
ワンピースでは海賊ジャックがゾウの国を徹底的に荒らしまくっていますが、バイキンマンがジャックのような悪人であったとしたら、おしんこちゃんの優しさは完全に蹂躙されてしまうことでしょう。
ぱっと比較した感じではアンパンマンのほうが「すぐ殴るし、平和的に解決するべき!」と反感を感じやすいかもしれませんが、アンパンマンのような武力的抑止力がないと守れないものがあるのも確か。
そして、おしんこちゃんのような平和的解決力でしか守れないものがあるのもまた、確かなこと。
これがアンパンマンワールドではいい感じにバランスが取れているんでしょうね。
また、バイキンマンは悪者のポジションですが、彼もまた「いい人」であるということがおしんこちゃんとのエピソードを見てわかります。
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