【カウントオーバー】読み切り考察、侍(サムライ)漫画、王道パターンだけど引き込まれる超画力!

今回のジャンプ25号で掲載された読み切り作品、カウントオーバー。

バトワンの好きなバトルジャンルなんだけど、この作品は表紙から期待値が高かったと思う!

以下、眞藤雅興(しんどうまさおき)先生による作品、カウントオーバーの感想・考察について触れていきたい!

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読み切り考察、侍(サムライ)漫画、王道パターンだけど引き込まれる超画力!

結論から言ってしまうけど、眞藤雅興(しんどうまさおき)という先生の名前は、きっと覚えておくべきだと思う。

今回のカウントオーバーは「兄への復讐を目指す弟」的な感じのテーマの、ある種テンプレ系の作品だったわけだけど、たぶんそれは真骨頂じゃないよね。この作者さん。

これはバトワンの直感だけど「なんか隠し玉を持ってそう?」なイメージがあるかも!

もしカウントオーバーが連載されるとすれば、このようなありがちなスタートではなく、見たこともないような“旅の理由”をブッ込んでくるような気がする!(理由は後述!)


カウントオーバーより引用 いきなり引き込まれたカウントオーバーの表紙!

バトワンがこの作品を見て感じた第一感は「本当にこの作者1998年生まれ(19〜20才の年齢)なん?!」ということ。

まずバトワン目線から見て“画力がかなり高い”と思ったし、絵にもオリジナリティがあって良いと思った。

あと、侍(サムライ)漫画なんだけど舞台はアメリカ…という、やや難しめの設定になっているのもプラス要素だったと思う。(ザ・アメリカン!って感じの言い回しとかを期待したくなってしまう!)

ページをめくってみると「悪い違和感のあるページが1ページ(1コマ)もなく、良いインパクトのある場面が多数!」といった点で、かなりの新人離れしたクオリティになっていたんじゃないかな!

そのうえ実は、王道である“必殺技”みたいなのを入れてきてないんだよね、今回の読み切り。

もしカウントオーバーで連載することになったら、独特の“旅立ちの理由”に加え、きっと必殺技も交えて迫力を上げてくることと思う。

つまり、今回の読み切りは「魅力をある程度セーブした状態で描かれている」と思うんだ。

この作品が連載開始されたらヤバいことになりそー!!

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迫力のあるイラスト&シンプルな目標設定!

前半でも触れたけど、カウントオーバーは迫力のあるイラスト&シンプルな目標設定が印象的だ。

1人の敵を斬るにつれカウントをひとつづつマイナスしていき、ゼロになった時が“組織(BONES)が壊滅した時”となる。

この設定なら途中から読み始めた読者でも楽しめるし、とても良いと思う!

また、以下のカットは数秒の間、固まってしまうほどの迫力だった!


カウントオーバーより引用 このカットは数秒の間、固まってしまうほどの迫力だった!

まるで蛇に睨まれたカエルのように、数秒見入っちゃったもんねこのカット。

主人公の雰囲気はワンピースのルフィっぽい飄々(ひょうひょう)とした明るい感じだけど、本気を出した時の威圧感はズバ抜けている!

まさに己の精神を滅却する“侍の緩急”が表現されているような気がした!

あ!さっき書き忘れてたけど、主人公の「誰かとカブってしまいそうなキャラ的な雰囲気」とかも、連載開始した時には修正してきそうな予感!


カウントオーバーより引用 スピード感あふれる剣技、画力がずば抜けていることがよく伝わる!

拳と拳のぶつかりあいとは違って、斬撃は食らったら“そこで終わり”の冷たい世界。

一撃必殺の斬撃が織りなすサムライというテーマの世界観をどのように描いていくのか…。

片腕の義手のこととか、他にも色々“気になる要素”を残してくれてる作品だし、連載開始が待ち遠しい!!

とても良いテーマだと感じたし、実力もある先生だと感じたので、焦らずゆっくり構想を研ぎ澄まし、最強の作品をブチ込んできてくれることを期待したいところだね!!

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