サイコパスの世界観を示すことになった潜在犯・大倉信夫と被害者・島津千佳のやりとり。
この1話はかなり凄まじく、これを見るだけである程度の内容が伝わるように出来ている!
ということで以下、大倉信夫と島津千佳について思うことを、バトワンなりに言語化していきたい!
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潜在犯・大倉信夫と被害者・島津千佳について、世界観を示す1話のやりとりのこと!
まずは以下、大倉信夫について触れていこうと思う。
彼は街頭でサイコパスの色相チェックに引っかかってしまい、逃亡することになった潜在犯だった。
“潜在犯=犯罪者”ではないんだけれども、シビュラの治める世界では潜在犯と犯罪者はほぼ同じような意味合いで使われているような感じ。
そして実際に逃亡する最中、彼は自暴自棄になり本当の犯罪者と化してしまった。
サイコパスより引用 大倉信夫は本当の犯罪者と化してしまった。
心のクリアさが数値になって見えるようになってしまった世界。
シビュラがもたらしてくれた平和は偉大なものだけど、今回の大倉の件に関しては、シビュラ社会が彼を犯罪に追い込んでしまった…といった側面もありそう。
例えば彼は、僕たち・私たちが生きている現代のリアルの世界でも、同じように犯行を犯してしまっただろうか?
もちろん遅かれ早かれだった可能性もあるけれども、シビュラ社会では「シビュラ社会だからこそ生まれる犯罪者」というのも少なくないように感じたかな!
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島津千佳の存在について!
次にチェックしていきたいのが以下の島津千佳。
彼女は犯罪被害者の女性なんだけれども、大倉に暴行されたことによってサイコハザードを起こしてしまい、潜在犯となってしまった。
犯罪に巻き込まれることによって恐怖や怒り、トラウマなどが生まれ、それが人を潜在犯にしてしまう…ということが伝わってくるケースだったと思う。
彼女に関しては最終的に施設に収容されてセラピーを受けた結果、回復へ向かうことになった。
サイコパス世界では「収容=人生おしまい」みたいな印象もあるので、収容されたという事実が患者のサイコパスを濁らしてしまうこともあると思う。
そんな中で回復出来たというのは、本当に珍しいケースだったといえるんじゃないかな!
サイコパスより引用 島津千佳は最初の被害者!
第1話で登場した大倉信夫と島津千佳。
島津千佳に関しては完全なるとばっちり被害者みたいな感じだったので、とても不憫でならないところだ。
対して大倉は最終的に狡噛に執行されて死亡。
サイコパスの第1話は、入り口からしてやり場のない気持ちで胸がいっぱいになるエピソードだったと思う。
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