【サガフロ2】カンタールのキャラ&人物像考察、ギュスターヴ一家を憎む奸雄!

今回はギュスターヴ一家を憎む奸雄、カンタールについてバトワンなりに考察し、理解を深めていきたい!

一応立場としては敵なんだけど、彼が単純な悪人か…と聞かれると、判断が難しいところ!

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カンタールのキャラ&人物像考察、ギュスターヴ一家を憎む奸雄!

カンタールの外見は以下のような感じ。

彼はギュスターヴ12世によってマリーと政略結婚を強要された上、合法的に領地の半分を奪われる…という経験を持つ人物。

このエピソードが強く影響し、ギュスターヴ一家を憎む人物として成長していってしまったようだ。


サガフロンティア2・アルティマニアより引用 カンタールの外見表現はこんな感じ!

政略結婚することになったマリーとは目も合わせないほどの毛嫌いっぷりを貫いたようで、その芯の強さが伺えるところ!

ただ、まりーと離縁したあとは正妻を持たなかったことから、マリーを認める・認めないの間で葛藤があったんじゃないか?とも考えられる感じだ!

ちなみに、このときの屈辱的な経験があったからこそ、彼は後に政略家として大成することになるわけだね!

悪い部分がクローズアップされがちなカンタールだけど、屈辱や痛み・コンプレックスを糧に成長してきた部分を考えると「彼には彼の正義があったのかな?」などと感じざるを得ない部分も多い!

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ハン・ノヴァを切り捨てたカンタール!

ちなみに彼はハン・ノヴァを切り捨てたことでも有名だ。

ハン・ノヴァはギュスターヴ13世の作った世界最大級の都市であり、制圧できれば相当な拠点になることは明白。

しかし彼は「 あの街はギュスターヴの都だ。奴ともども土に返るのがお似合いだろう。」という言葉でこの都を切り捨てた。

このエピソードは特に奥深く、色々な感情が渦巻いているように思えてしまう部分だ!

ギュスターヴ一家に対する憎しみが今も残っていることを示しているようにも見えるし、冷静に状況を判断し「この町を手に入れても守り抜く力が無い」と判断し、軍略的に切り捨てているようにも見える。

さまざまな側面から観察すればするほどに、この時のエピソードは色々な側面が見えてくるね!

ちなみに彼はその政治的手腕を駆使して後にケルヴィンを押しのけ、覇者の地位を得るに至った。

しかしともあれどうやら彼は、覇権を維持するために随分と寿命をすり減らした様子。

どのような人生が幸せなのかは一概に断ずることは出来ないと思うけど、彼の人生はまさに“憎しみに踊らされた人生”と言い換えることが出来るのかもしれない…。

それもある意味人間らしさなのかもしれないけど、彼の人生にはある種の空虚さが漂っているように見えてしまう…!

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