【タクティクスオウガ】騎士ザエボスの強さと人物像考察、バルバトスの片腕!

バルバトスの片腕、ザエボス・ローゼンバッハ。

今回は彼についてバトワンなりに考察し、理解を深めていきたい!

彼はアシュトン出身のガルガスタン騎士団長だ!

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騎士ザエボスの強さと人物像考察、バルバトスの片腕!

タクティクスオウガ公式ガイドブックにおける騎士ザエボス・ローゼンバッハのイラスト表現は以下のような感じ!

ウォルスタ人の虐殺・反体制派の粛清といった「民族浄化」政策に積極的に関わっていた人物が彼だね!

王国崩壊後、残党となってからも枢機卿の意思を継いだ点で、若干異質な精神性を持つ人物なのかもしれない!

外見としてはかなりイケメンの部類に入るけど、中身はわりとブラックだ!


タクティクスオウガ公式ガイドブックより引用 ザエボス・ローゼンバッハの外見はこんな感じ!

彼は政治や戦争の暗黒面に精通した男であり、彼の残した台詞には名言も多い!

こうやって見てみると、タルタロスの思想にかなり近い部分を感じるかも!

「英雄と呼ばれた貴様がなぜ、解放軍に 追われているのか、やっとわかったよ。公爵は貴様のことが嫌いなのさ。」

「貴様のように手を汚さず、きれいごとばかりを語り、美味しいところだけを盗む…。」

「汚い仕事は他人まかせで、 理想や正義をちらつかせる…。 それが貴様だ。」

「いずれ民衆は、公爵を見限り、貴様を支持するようになるだろう。 公爵より『汚れていない』からな。」

「しかし、それもつかの間だ。どうせ、貴様もそのうちに 『汚れる』さ。くっくっくっ。」

これらの言葉はある意味で、戦争に身を投じるということの本質を捉えているのかもしれない…!!

汚れる・汚れないといった言葉を使う時点で…まだザエボスは正義に対する希望を抱いている気がする!

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ザエボスの捨て台詞について!

とにもかくにも、彼の台詞はかなり本質をついた言葉。

ある意味ではランスロット・タルタロスの以下の名言に通じるものだと思う!

大衆に対する希望と諦め、その裏返しがこれらの言葉に反映されているような気がするところだ!

「縛り付けた覚えなどないな。彼らは力で支配されることを望んだのだ」

「貴公らの革命を思い出してみよ。貴公らが血を流し、命を賭けて守った民はどうだ?
自分の身を安全な場所に置きながら勝手な事ばかり言っていたのではないのか?」

「本当の自由とは誰かに与えてもらうものではない。自分で勝ち取るものだ」

「しかし、民は自分以外の誰かにそれを求める。自分では何もしないくせに権利だけは主張する」

「救世主の登場を今か、今かと待っているくせに、自分がその救世主になろうとはしない。それが民だッ!」

「快楽を貪る事しかできぬ愚民には相応しい役目を与えてやろう。全ては我々が管理するのだ!」

ザエボスもタルタロスも本質的に言っていることは同じで、大衆に対して諦めを抱いている。

タルタロスのほうがそんな大衆に対する諦めの念を受け入れて、その上でどうするのか?といった部分に踏み込んでいるだけ前進している…という感じだろうか!

また、ザエボスはかなり口汚く罵ってはいるものの、それは反面まだ“希望を捨てきれない”という精神性が残っているから…と解釈してみたい!

彼らの人間性の違いもまた照らす角度を色々と変えながら多角的に見ていくと、とても面白い部分だよね!

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