バトワンの心を完全に掴んで離さない鬼才、藤本タツキ。
今回は彼の描くチェンソーマンの現在の敵、ボムについて触れていこう!
悪魔なんだけど、悪魔以上に悪魔的というか…本当に強烈だこのキャラ!
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ボムの強さ&不気味さ、そして魅力について語るページ!
ボムの外見表現は以下のような感じ。
頭が爆弾になってる…くらいのキャラならそこかしこで見られるけれど、チェンソーマンにしてはそんなのオマケみたいなもの。
外見のインパクトを上回る、動きのヤバさがキャラクターを際立たせていると思う。
ちなみに以下、対峙している2人の覚悟を決めた最後のセリフも良いね!
チェンソーマン46話より引用 2人の覚悟を決めた最後のセリフも良いね!
ボムのインパクトを強烈に決定づけたのは、バトワン的には以下のカットだと思う。
これはレゼの体を動かして、爆弾として活用している状況だと思うんだけど、とにかく走り方が不気味!
首なしの状態だったり、やけに陽気な動きだったり、暗闇から現れるところだったり。
その表現のひとつひとつが凄まじいインパクトを放っている!
チェンソーマン46話より引用 不気味さを決定づけたカット!
この辺りではまだボムがどんな悪魔なのか決定的になっていなかったこともあって、読者としても色々と混乱していた。
しかしこの混乱もまた、キャラクターの良さを際立たせるものだったように思えるかな!
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激しい動きの中にも奇妙さをはらむ!
次にチェックしていきたいのは以下のカット。
ボムの本体の動きだけれども、これもまた激しい動きの中にも奇妙さを含んでいる点に注目したい。
以下のカットは2つともインパクト大だと思うけど、特に下のほうのカットとかは動きがやばいね?
物理法則を無視するかしないかのギリギリのラインを攻めるようなイビツな動きをしているわけだけど、戦いの最中ではこういう体制がベストであることもあると思う。
この辺りにもリアリティを兼ね備えていていい感じ!
つねに決めポーズで戦ってるマンガとは違う…って感じがするね!
チェンソーマン46話より引用 激しい動きの中にも奇妙さをはらむ!
で、ラストに取り上げたいのが以下のミサイルキック。
デンジに対して放たれた強烈な一撃なわけだけど、こがまた凄まじいワンシーン!
ってかチェンソーマンは最初「画力よりもストーリー」ってタイプだと思ってたけど、こりゃ画力もとてつもないね!!
不要なものを削ぎ落とした結果、メインで描く時の絵が最低限のタッチになってるだけで、描きこむと決めたら凄いことになると思う!
チェンソーマン46話より引用 こりゃ画力もとてつもないね!!
日頃のシンプルな画風があるからこそ、ここぞというときの描き込みにギャップが出る。
読者としては物語を読んでそう汲み取れば良いだけだから分析するのは簡単だけど、タツキ先生としては意図的にこういう部分も計算して生み出してるんでしょ?
そういう点を考えると、ボム1人の描写だけを見ても、相当に考えに考え抜いて作られていることがわかるところだよね!
どんどんどんどん面白くなってくるチェンソーマン。
これからの展開からも目が離せない!!
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バトワン世界の歩き方を追記!
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